2015年1月1日木曜日

20150101元日を迎えて思う。


 皇居において明日(2日)に恒例の一般参賀の行事が行われる。この行事は日本国民としてこの上なく喜ばしく誇りに思うべき行事である。

 古来天皇は即位されて崩御されるまでの間「この世」に在らせられる。このような精神世界を大半の日本人は無意識的に共有している。しかしその精神世界を学校で教えられることはない。戦後このような精神世界の存続を日本国のごく限られた一部のところが細々と繋いできているのが現状である。

 自分の意識は自分のものであるようであり、自分のものでも無いようである。自分の意識は自分の脳に碇をおろしているが一方で永遠の「何か」とつながっている。そう考えるのが正しいに違いないが科学的に証明されない限りそれは個人的主観であり客観性はない。ただ、日本人であるならば、天皇はそのご在位の間、「この世」に在らせられ、永遠の「何か」とつながっておられるのだと思うべきである。