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2012年4月27日金曜日


小沢氏無罪判決(20120427

 昨日、小沢氏に1審無罪判決が出た。判決も完全に白ということではなく、金の動きを小沢氏が承知していたことをもって「共謀」の罪に問うほどのことではないというものである。小沢氏の秘書3人に1審で有罪判決が下っている。男は清濁併せ呑むことは必要であると思っている。しかし小沢氏には道義的責任がある。小沢ガールズたちの軽々しさに感情的な反発を覚える。それでも彼女らを国会に送ったのは国民である。彼女たちは次の選挙では落ちるだろう。

男が小沢氏を許せないのは、彼が天皇を軽視し、シナ(シナ‘China’人が自らを「中華」の「人民共和国」と、中華思想を国家の前面に立て周辺諸国を見下げようとする態度に反発して敢えてこう呼ぶ)や韓国に媚を売るような言動をしたからである。民主党国会議員140名を引き連れチナを訪問、シナの胡錦濤国家主席に引き連れた国会議員ひとりひとりを現代風に‘拝謁’させた。自分自身は日本国の‘元首’のようにシナから処遇され、大型リムジンで送迎されていた。「小沢氏は一体何様と思っているのだ!」と男は反感を覚える。

小沢氏はその処遇のお返しのごとく、次期シナ国家主席候補習近平氏を慣例に反して天皇陛下に会わせるため宮内庁を恫喝した。その習近平氏が天皇陛下に挨拶時頭を下げている写真はシナでは公表されず、天皇陛下と対等のような扱いに見える写真が公表された。また小沢氏は韓国で「天皇の祖先は朝鮮半島人である」と公言した。

マスコミも保守系国会議員たちも小沢氏の天皇軽視言動や国家意識の薄い言動に対して厳しい追及はされていないようである。韓国の世界統一教会は反共をモットーとしながら北朝鮮とは非常に親密な関係にある。この組織は信者の寄付などにより佐賀県から韓国に海底トンネルを陽r進み、海面下140メートルの所まで掘り終えて工事は中断している。小沢氏は統一教会とは関係がないのか?小沢氏は愛国者なのか?直感的であるが不気味な深い霧が小沢氏の周辺に漂っているように感じられてならない。

 石原東京都知事は尖閣諸島を東京都で購入する行動に出ている。無学浅才の男には石原氏のようなことはできないが、男は社会的影響力がある著名人たちの愛国的行動に対してエールを送り、要すればそのような行動を起こしている方々が立ち上げている愛国的組織に貧者の一灯のような寄付をしたり、フェイスブックやツイッターなどで愛国のため注目すべき情報があればときどきそれについてコメントしたりする程度の活動はできる。ただ、男は既に75歳になろうとする年寄りらしく、そのような活動は遁世隠居のようにして、決して表には踊り出ようとは思わない。もしフェイスブックで意気投合した人がいる場合、個人的に会うことはあっても集団的行動に対しては決して参加しない。講演会にも出ない。社会的諸関係はなるべく限定しようと思う。

 その大きな理由は‘時間’である。時間は有限である。社会的諸関係を深めれば必然的に自分の行動は制約される。自分の時間は優先度の高い事柄に費やさなければならない。男にとって子孫に伝え残すこと、女房と共有する時間を適度に多く持つこと、田舎の家を守ること、友達との絆を大事にすることなどに時間を振り当てなければならない。
 
今日男は女房と一緒に横浜の家に帰って来た。玄関先までAさんが見送りにきてくれて、隣のTさんが高速道路のインターまで車で送ってくれた。福岡は快晴の好天気であった。その時関東は雨だったが羽田に着くと雨は上がっていた。飛行機の座席はインターネットで取ったが、搭乗前日に切符を購入したので空いている席は窓際はなく、中央寄りが多かった。15E15Fが取れた。その両隣、通路側にどういう人が座るのか気になっていたが、女房の隣は背広の襟に一流企業らしい会社のバッジを付けた若い男性、男の隣は美人ではないが若い女性であった。女房の隣が‘臭い’おっさんでなくてよかったし、男の隣がばばあでなくてよかったと、女房と男は顔を見合わせてくすりと笑ったものである。

2012年4月13日金曜日


小沢氏の「PAC3展開はナンセンス」発言(20120413)

 北朝鮮が人工衛星と主張するミサイル発射は失敗した。発射約80秒後120130キロ飛んだところで爆発し、黄海に10個ぐらいの破片が落下した。アメリカと韓国がその破片の回収にあたっている。ミサイルは発射直後から衛星及び艦艇及び陸上のレーダーで監視されていた。はたして北朝鮮のミサイルは失敗したのかアメリカ軍によって撃墜されたのか。北朝鮮は過去に似たような失敗をやっているというから撃墜ではないと思われるが・・。

 民主党の小沢氏が自ら主宰する勉強会で、北朝鮮のミサイル発射に備えた自衛隊のPAC3部隊の展開について「ナンセンス」だと言った。男は、小沢氏のこの発言は自衛隊に対して大変失礼な発言だと思う。また、国民を馬鹿にした発言だと思う。もともとPAC3の展開は北朝鮮のミサイルが発表通りではなく我が領土・領海に向かってくるような場合とか破片が落下するような場合に備えたものである。

 その小沢氏の勉強会に出席した小沢氏の‘子分’たちは小沢氏に飼いならされた犬のようなのか。小沢氏自身「天下国家のことを考えている」と口先では言うが、小沢氏の上記発言に異議を唱えない‘子分’たちには国を思う気持ちは一かけらもないのだと男は思う。

男は小沢氏及びその一派が大嫌いである。自身のことしか考えていないように感じるからである。男が小沢氏を徹底的に嫌いになった原因は三つある。一つは彼がシナ(男は「中華」の人民共和国という漢族が周辺の国々を見下げたような表現が気に入らない)の国家元首である胡錦濤氏に、彼が引き連れて行った民主党国会議員140名を一人一人‘拝謁’させ、自分自身はあたかも日本の国家元首のように振る舞い、自分自身は用意されたデラックスなリムジンで送迎されたこと、二つ目はそのシナの次期国家主席候補者である習近平氏を天皇陛下に会わせるため慣例を無視し、「宮内庁は日本の行政組織の一つである。政府が決めたことを従え」というような趣旨の恫喝をしたこと。その政府は小沢氏の言いなりになるような政府であったこと。三つ目は小沢氏が韓国訪問時「天皇の祖先は韓国人である」という趣旨の発言をしたことである。

天智天皇が皇太子の頃、第34代舒明天皇崩御後、第30代敏達天皇の血を引く皇后が即位して皇極天皇として国を治めていたとき、蘇我宗本家一族、とりわけ入鹿には天皇を軽んじるようなところがあった。小沢氏には入鹿のようなところがあると男は思っている。男が小沢氏を嫌うのは血のせいかもしれない。

天智天皇の御代、百済は唐と新羅の連合軍によって滅ぼされた。当時日本は41千人の兵を送り百済を救うため戦ったが敗れ、百済から何千人という百済の人々が日本に引き揚げてきた。彼らの子孫は皆日本人と同化し、血も混じり合ってしまっている。

男は小沢氏や彼の‘子分’たちが真に日本のため活躍してくれるならば文句は言わない。自民党にも居たが半島に出自をもつ人が日本に帰化し、日本人以上に日本を愛する人たちはいる。日本に帰化した人たちが自分自身の利益や自分の‘祖国’のためではなくこの日本国のため貢献してくれるならば、誰も文句は言わないだろう。

韓国の一部(と思いたい)人々は歴史を捏造し、竹島を韓国領独島と言い、従軍慰安婦を強要されたものだと嘘を言い張り、日本海を「東海」と主張し、茶道・華道・剣道など日本固有の文化をパクって「起源は韓国にある」など言い、国連事務総長潘 基文(パン・ギムン)氏までもがそのプロパガンダに加わり、アメリカ各州で韓国系アメリカ人らがロビー活動して州指定教科書にその嘘を記述させようとしている。

 韓国の李明博大統領は在日韓国出身だという。北朝鮮の金正恩第一書記の母親は在日北朝鮮人だったという。国会議員の特に民主党には在日韓国・北朝鮮人出身者が多い。国会議員だけではなく財界・芸能界にも半島出身者が多い。一部の人たちの上記のような反日的行動は、良心的な半島出身帰化人までもが白い目で見られることになっている。これは日韓両国民の未来にとって決して良いことではない。出自がどうであろうと日本の国会議員ならば、一部(と思いたい)韓国人らによる反日プロパガンダを終わらせるように行動するべきである。

 このような文を書いて夜遅くなってしまった。今日男は田舎に帰る準備であれこれ忙しかった。その上昨日「かたくりの里」で撮った写真の整理と印刷に時間を喰われた。家の中の5、6枚の大小写真パネルは全部「かたくりの里」の写真になった。女房は大喜びであった。かくして一日があっという間に過ぎてゆく。


2011年8月27日土曜日

国家なき市民主義の限界(20110827)
 表題は、814日付読売新聞「地球を読む」欄に寄稿された中曽根康弘元首相の記事のタイトルである。一部を括弧(“”)で引用する。
 “菅政権を一言で表せば「過去も未来もない政権」だったと言えよう。菅首相の唱える「市民主義」とは、私たちの周辺にある市民生活を中心にした政権構想で、歴史や文化の伝統を背負った過去や、目標や理想を持った未来への挑戦に欠けた政治思想である。
 この「市民主義」なるものは、ややもすれば選挙目当ての狭小で迎合的な主張が主となり、国としての歴史や、文化との連続性がないという弱点がある。
 「連続性」とは過去と未来のあいだに立ち、歴史と文化の裏づけとともに、いかにこの国の未来を切り開くかということであり、保守政治はそこにもっとも心を砕かねばならない。”
 “外交と安全保障政策について、民主党政権、菅内閣は確たる成果をあげていない。国としての歴史や文化を背負う気概も見えぬ。”
 “日本首相の内政外交における毅然たる信念と強さ、かりそめにも主権侵害を許さないという愛国心の強烈さ、国民の首相に対する信頼度が外国の対日政策決定の基本にある事を忘れてはならない。”
 “国務を担当する政治家の主張が市民生活にのみ焦点を当て、背後にある国家や国民を蔑ろにしては本務に反する。”
 私は、中曽根元首相は民主党及び菅直人氏に対して、本当によい指摘・批判をして下さったと思っている。この国をめちゃめちゃにしてしまった民主党のリーダーたち、戦後生まれの鳩山由紀夫氏・小沢一郎氏・菅直人氏のお三方には、是非中曽根元首相のこの寄稿記事を読んで頂きたいと思う。このお三方に共通しているのは中曽根元首相が言うように、「選挙目当ての狭小で迎合的な主張」「愛国心の薄弱さ」であると私は思っている。
 人はDNAによってその容貌・体つき・知能・性格等が決まる。DNAは生まれつきのものである。一方、人は生後の生活の仕方により、いろいろな思想・信条を持つようになる。これはDNAと違い、社会環境の変化により変わるものである。人の思想・信条を固めるものは歴史や精神文化や伝統などである。人のDNA,を「体内遺伝子」とすれば、出自・先祖・家庭環境・家庭教育・学校教育・社会生活・交友関係・歴史・精神文化・伝統などは「体外遺伝子」に相当する。
 鳩山由紀夫氏・小沢一郎氏・菅直人氏のお三方は、それぞれの「体内遺伝子」のほか、それぞれの出自・家庭環境・家庭教育など「体外遺伝子」がある。その「体外遺伝子」の部分が、中曽根元首相が言う「選挙目当ての狭小で迎合的な主張」「愛国心の薄弱さ」に影響を及ぼしている。勿論お三方は、「失礼だ」と怒るだろう。しかし、お三方のそれぞれの発言や行動は、天皇を崇敬し、日本の歴史・文化・伝統を大事にし、国旗・国歌を大切に思い、靖国神社に参拝し、強烈な愛国心をもつ人々が容認できるものではない。 

2011年5月1日日曜日

徒然思う (20110501)

 2年前の衆議院選挙で民主党に票を入れた人びとの多くは、自民党にお灸を据えるつもりであった。ところが民主党が大勝してしまった。

 そのときの公約が子ども手当であり、高校無償化であり、高速道路無料化であり、個別保障であった。

 世論は変わり、子ども手当は児童手当に戻し、保育所の増設を求める声が圧倒的に多くなった。高速道路無料化にも反対者が非常に多くなった。個別保障についても同様である。

 菅政権は、世論を踏まえ現実路線に転換しようともがいている。ところが、小沢一郎氏とその一派は「国民との約束は守らなければならない」という、一見‘正しい’ように見える論理を振りかざし、倒閣に動いている。

 小沢氏及びその一派は、国家・国民のためよりも、自分たちの私利・私欲のためだけに行動しているのである。小沢氏の力で当選した新人議員たちは、右も左も分からないまま、領袖の指示に従って行動している。

 この国をめちゃめちゃにしたのは、鳩山由紀夫元首相とその一派であり、小沢一郎氏とその一派である。しかし、彼らに票を入れたのは、一部の国民であった。その根本原因は、自民党政権による積年の塵埃に嫌気をさした人びとの心情にあった。

 此の度の大震災で、国民は目覚めた。自民党の古い体質を引きずる政治家たちにも厳しい目を向けている。‘老害’はお断りである。

 この国は、若い世代の政治家たちによってしか、再生できない。自民も民主も公明も、古い考え方しかできない政治家たちは、己を恥じて後進の若い政治家たちに道を譲るべきである。菅氏も、小沢氏も、鳩山氏も然りである。

 与野党問わず、長老の政治家たちに求めたい。貴方方が率先して、今60歳代以上の政治家たちは、50歳代以下の政治家たちに道を譲るようにと発言し、行動することを。

 菅政権は、此の度の大震災の復興財源を確保するという名目で、子ども手当を見直し、はっきり「廃止」とは言わないが、増額の児童手当を復活させることを視野に入れている。昨日、民主・自民・公明3党が復興財源確保のため合意文書を交わした。

 しかし、これはお互い玉虫色である。民主党が、マニフェストを撤廃、「撤廃」という文言が嫌いならば「一時凍結」し、自公政権当時の路線に戻ることが、先ず必要である。

 小沢氏及びその一派は頑強に抵抗するだろう。しかし、数の上では、自公及び民主の保守派は多数である。思い切って政界再編成すればよい。

 その手段は、衆議院の解散・民意を問う国政選挙である。今、この非常時にそんなことができるか、と言う人は多いだろう。

 しかし、この日本国の再生のため、一時の政治停滞はやむをえない。真に国民のためになる政権が生まれるならば、一時の政治停滞で失うものよりも、国政選挙で得るものの方がはるかに多いであろう。菅内閣総理大臣の、‘無私’の大英断が待ち望まれる。

2011年3月30日水曜日

小沢氏系倒閣の動き(20110330特別)

 小沢一郎氏「一新会」メンバー約20名が会合し、「菅首相は国家的危機に対応していない」として倒閣の動きに出た。私は言いたい。「貴方方こそリーダーの足を引っ張り、自分たちの利益を誘導しようとしている」と。小沢氏及びその一派の動きは、私利私欲の行動にしか見えない。そのような政治家は、今、この国家的危機にあるわが国には要らない。

 若い世代や、子供たちを見よ!彼らは、健気にも一生懸命「日本頑張れ!日本を救え!」と、それぞれに出来ることをやっているではないか!貴方方は、何を見ているのか!

 昨日、サッカーの日本代表とJリーグ代表が試合をし、日本代表が21で勝った。彼らは義捐金を集め、日本の再起を願い、お互い全力を出し切って戦った。皆、心を一つにして、祖国日本のことを思い、それぞれに行動している。

 それに引き換え、貴殿らは、党利党略に走り、国を思わない身勝手な行動をしている。恥ずかしくないのか! 即刻、議員バッジを外して頂きたい。

 野党自民党内にも、職業政治家は多数いるだろう。この際、与野党を問わず全国会議員は、己の心を無にして、今、この国のリーダーとして頑張っている菅首相を支え、与野党一丸となって、この国の未来のため全力を尽くして頂きたい。

 期間を区切って民主党はマニフェストを凍結し、自民党ほか野党も、たとえ数の上では多数になったとしても、大局において同じ政策のもと大同団結し、一定の復興の道筋が確立されるまで、菅総理大臣を支えるべきである。

 それが、無党派層の、特に若い世代や子どもたちの切なる願いである。それが判らない国会議員は与野党問わず、国賊である!
 

2011年3月25日金曜日

マニフェストの一時凍結・政局休戦せよ(20110325a)

 此の度の未曾有の大災害に国を挙げて対処するため、民主党はマニフェストを一時凍結し、野党と休戦合意し、暫定連立内閣を構築すべきである。

 何事もそうであるが、問題が起きた時、一度原点に立ち戻ることが重要である。この場合、原点とはマニフェスト実施中である状況から実施前の、これから正に実施しようとする出発点である。

 この考え方に反対者は多かろう。特に小澤氏・鳩山氏及びその一派は大反対であろう。そうであるならば、野党各党との暫定的な大連立を前提に「原点に戻る」ことを同意する同士だけでグループを結成し、暫定的な、期間を限った大連立内閣を発足させればよい。

 子ども手当・高校無償化・高速道路無償化は、暫定的に棚上げするのである。そして、児童手当を復活させ、更に保育園を充実させるのである。

 「最小不幸社会の実現」でなく、当面「最大多数の最大幸福」を実現させるのである。子ども手当がなくなり収入が減り、人生計画が狂う人びとも出るであろうが、それは少数であろう。最大多数ではない。高校無償化は、被災地域に限定し、それも期間限定にすればよい。民社党など、小市民感覚の発想から脱却せよ。

 小澤氏・鳩山氏及びその一派は、党を割って出るかもしれない。それならそれで良いではないか。国民の「最大多数」が「最大に幸福」であるような方向は、この国難の時、日本の有権者の最も多数の人びとから支持されるであろう。

 この国難のとき、菅直人内閣総理大臣の‘肝’が試される。指揮官は常に孤独である。指揮官である菅直人氏は、自分の意図に沿わない側近や、私心のある側近は遠ざけ、真に国の為を思う真心をもった、高潔な側近、今の時代の‘真の武士’の言に耳をかたむけよ。

2010年6月3日木曜日

ブッダ『感興のことば』を学ぶ(75) (20100603)


 鳩山首相が辞任した。小沢幹事長も辞任した。普天間基地問題及び政治と金の問題で行き詰まったのである。両氏の辞任で民主党への支持率は少し上がるだろう。男は民主党政権発足後、国の安全を脅かすような動きに対して大きな憂いを感じていた。そのことはこのブログの「憂国」や「政治」のラベルの記事に書いてきた。(今後、‘男’が書く。)

 鳩山氏は寺島実郎氏の考え方に大きな影響を受けていたと言われている。鳩山氏は「在沖縄のアメリカ海兵隊が抑止力となっていることを総理になって初めて学んだ」と言ったが、鳩山氏は総理大臣になる以前から‘抑止力’というものについてしっかりとした考え方を持っていなかったのでなないかと思っている。抑止力はアメリカに全面的に依存しているわけではない。抑止力は日米双方の軍(日本は自衛隊)の協同作戦により効果を発揮するものである。日米お互い足りない部分を補完し合って、初めて抑止力となるものである。長年平和ボケした日本人は、「アメリカの核の傘」だけが抑止力と思っていて、鳩山氏もそう思い込んでいたのではないかと思う。

 男は、日本の国の指導者に志す者は次のことを予め勉強しておいてほしいと思っている。一つは日本の古代から中近代の歴史である。663年の百済の白村江で、天智天皇が派遣した総勢4万1千人、戦闘船1千艘のわが日本軍(当時‘倭軍’)は大敗した。その後唐・新羅連合軍の来襲に備えて天智天皇の弟・大海人皇子は對馬などに防衛隊を置いた。その時代のわが国の苦難の歴史、またその後1019年の刀伊の侵入、1274年と1281年の2度にわたる蒙古来襲のときのわが国の対処の歴史について学んで欲しいと思っている。

 もう一つは他国に不法に実効支配されている北方領土及び竹島に関する歴史、特に不法に実行支配されるに至った経緯である。次に尖閣諸島および沖ノ島の領土保全のことである。最後にわが国の領土・領空にちょっかいを出す中国やロシアの軍に対抗するわが国の自衛隊(男はこの用語が嫌いである。憲法を改正して‘日本国防軍’‘英語名:Japan Defense Forces’と呼称すべきである。)、警察及び海上保安庁(男はこの用語も嫌いである。憲法を改正せずとも‘日本沿岸警備隊’、巡視船の船腹に表示してあるとおり英語名は‘Japan Coast Guard’と呼称すべきである。)の存在意義及び現状の問題点についてである。

 現実の世界では武力なしには相手に軽んぜられる。馬鹿にされる。相手が強いと認識すればその相手に敬意を払い、相手が弱いと認識すれば、相手を見くびる。国を人間に例えれば、武力である手足は、脳の指令だけで完全にコントロールされているわけではない。国も同じである。政府が完全にコントロールしているわけではない。現に、ロシア軍機の行動に対処するため航空自衛隊は今でも緊急発進している。中国の軍艦の行動に対処するため海上自衛隊は今でも警戒監視行動を続けている。それが現実である。

20 愚者は、千の句をとなえても一の句さえも理解しない。聡明な人は、一つの句をとなえても百の句の意義を理解する。

2009年12月26日土曜日

鳩山首相の緊急記者会見(20091226)

 昨日(24)、鳩山首相は偽装献金事件について説明するため首相ではなく衆議院議員という立場で緊急に記者会見を行った。男もそうであるが大方の国民は、この問題は巨額脱税行為を鳩山首相は知らなかったというよりか、自分の母親の支援で政治活動を行うことについて税法上のことに注意していなかったため結果的に脱税になってしまったのではないかと思っている。

 一方の小沢代表の方は最近秘書が小沢氏の指示に従い会計処理をしたというようなことを、苦渋に満ちた顔で発言していたようなので、こちらの方は検察が公正に追及してゆけば政治家を辞めなければならないような状況に追い込まれる可能性はあると思う。小沢氏はそのことを一番恐れ、新聞記者たちを恫喝している。男は恫喝は不快だ。

 いずれにせよ、両者の問題が深化してゆけば小沢・鳩山両氏による政権運営(小沢氏は陰で運営)は非常に難しくなるであろう。マスコミは発言の一部を取り上げて、あれこれ継ぎ足して大きく報道すると思うが、小沢氏が韓国で「天皇の先祖は韓国人」というようなことを発言したらしい。週刊誌に大きく取り上げられている。論客・フリージャーナリスト立花隆氏は「小沢一郎は国家主席になったのか」と怒っているようである。

 政治には金が要るが「政官業の癒着を断ち切る」民主党も企業からの大量献金なしではやってゆけないであろう。男は、政党の活動に必要な資金の内訳を公金、献金、個人資産、政党自身による機関誌の販売活動による収入(『赤旗』や『聖教新聞』などの例)などに分け、公金の割合を大きくすべきではないか思う。企業の献金は政党や個人ばかりではなく国の機関が窓口になって集められるように法律を作ったらよいと思う。集めた金は議員数ではなく得票数に応じて分配すればよいのだ。企業が国に出す献金について、国はなにかインセンティヴを与えるようにすればよいのだ。例えば国への献金を公表し、表彰し、公表するなど、なにか良いアイデアを探すのだ。勿論日本は自由主義の国であるから、企業からの献金は政党に対しても個人に対しても制限を設けてはならないのだ。

 男は民主党や自民党のインターネット「ご意見窓口」に対し、このブログの関連記事のURLを示してときどき意見を送っている。先方がその記事に関心を示そうと示すまいと男はどうでもよいと思っている。市井の一老人のたわごとでも、たまには先方にとって価値ある意見であるかもしれないのだ。その価値を見いだせないで失敗し、矛盾にぶっつかればそれは先方の責任であって、たわごとのおせっかいをやく男の責任ではない。男も女房も次の選挙では政党を選ぶのか、人物を選ぶのか、棄権するのか三つに一つの選択をすることになる。従来のように「ベター論」での投票はしないつもりである。

 既存の政党が国民の意識を見誤ると、右翼的政党が現れ、大量票を獲得する可能性だってないとは限らない。男などは今の政党に、自民党に対しても民主党に対しても不満だらけである。テレビに出て来る論客たちはいつも同じ顔ぶれである。彼らよりは、以前NHKがやっていたいろんな人たちを一堂に集めた大討論会の方が魅力的である。一般庶民や普段テレビに顔を出さない識者の中には優れた意見を述べる人が多いと思う。参加者や一般視聴者の意見がオンラインで表示され、考え方の動向が判る。

 民主党への支持は今後も指数級数的に減少して行く可能性はある。民主党は危機感をもって一生懸命やっているようであるが、「象徴天皇を頂く国家主権の維持、安全保障、日米同盟」を最も大事なことであると考えていないように感ぜられる。その点に男は不満がある。

2009年12月9日水曜日

普天間基地問題(20091209)

 鳩山総理大臣もいよいよ最も困難な決断を迫られることになった。事業仕訳などに見られるような改革を実行するためには参議院で多数与党とならなければならない。政官業の癒着を断ち切るという国民の期待を背負ってその期待に応えるため、民主党は敢えて考え方の違う社民党を与党の一員として組み入れ、連立を組まなければならなかったのだろうと男は好意的に解釈したい。どういう決断になるのか男は大いなる関心をもっている。

 社民党はどちらかと言えば反国家的政党であると男は思う。殆どの日本人が知らない「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀館」という名称が正式である「南京大虐殺記念館」は、社民党の前身である日本社会党の田辺誠という人物が総評から3000万円の金を得てその建設資金としたものである。中国はこれを反日教育の場にしている。戦争だから無法なことが実際に起こったのは間違いないが、事実が曲げられ、誇張され、宣伝されている。

 社民党だけで草案を作ったわけではないと思うが、村山談話は「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。」と言って、「日本は侵略国家である」という誤った認識を中国に持たせてしまった。

 男は戦後生まれのある有名な論客が書いた本を斜め読みした。日米関係に関する現政権の考え方はこの書物に書かれていることを実行しようとしているように男は思う。男が一つだけ懸念しているのは、外交と安全保障に関する国家として意思決定がなされるとき、当然のことながら日本の歴史や文化に対する非常に強い誇り、一言でいえば愛国心を基礎においてそれが行われるべきであると考えるが、果たして今の60代、70代の人たちはその基礎がしっかりしているのだろうか、ということである。

 男は30代、40代の人たちの方が、その基礎をしっかり持っているように思う。それはそのような世代は日本が戦後復興して豊かになり欧米の文化に無意識のうちに溶け込む一方で、その文化とは異質な日本の文化や歴史を振り返るようになったからだと思う。60代、70代の人たちは、「日本がアジア諸国に侵略し、悪いことをした」と言われれば、「ああ、そうか、日本は悪いことをしたのだ」と思う程度だろう。一方30代、40代の人たちは、「本当にそうであったのか? 自虐的になるのはおかしいのではないか。」と思うだろう。

 民主党は肌合いが全く違う社民党とは手を切って、自民党や公明党などと是々非々の協調関係を作るべきであると男は思う。先の選挙で民主党に大敗した自民党にも、普天間基地問題をこじらせた責任がある。先の選挙の時、鳩山氏は「自民党に頑張って頂きたい」と言っていた。もし自民党がもう少し多く議席を取っていれば状況はここまで悪化しなかっただろう。多くの国民は国債の大量増発や普天間基地問題について大きな不安感を抱いていると思う。国がめちゃめちゃになってしまうのではないかと心配していると思う。

 中国の影響を懸念する東南アジアの人たちは、日米安保に亀裂が生じることを恐れている。日本人のDNAには超古代東南アジアから日本列島に渡ってきた人々のDNAも含まれている。漢民族の中国大陸では縄文人は駆逐されてしまった。日本列島では縄文人は大陸や南方から渡ってきた人々と共存し、混血し、日本人の起源となった。日本とアメリカの間には、アメリカとイギリスの関係に次ぐ深い信頼関係がある。ペリーの艦隊が来航して以来、日本とアメリカとの間にはアジアの他国には見られない深い絆で結ばれているのだ。