2018年8月15日水曜日

20180815戦争を知らない世代への願い ―― 「武士道」精神が日本を護る ――



 あくまで私の直感であるが、近い将来北朝鮮と韓国は統一された国家になるだろう。初めは連邦国家の形で出発するだろう。その理由は、「血のつながり」である。生物界を観ていると、同じ種は群れを成す。魚群や野鳥の群れが一斉に方向転換するメカニズムは何だろうか?蛍の群れが一斉に点滅するのは何故だろうか?そこには未だ科学では解明できていない量子レベルの働きがあるに違いない。

人間も同様である。同じ人種は団結する。異なる人種同士は対立し易い。複数の人種から成る一つの民族の場合、その民族内の社会性の度合いによって他の民族と対立する場合がある。しかし人種間であろうと民族間であろうと相互に利益がある場合は、その対立は抑制されている。人類が「生き物」の仲間である以上、「種」の間の緊張関係は無くならない。

 南北朝鮮が統一国家になるだろうと予測するもう一つの理由は、統一によって特に日本に対抗する強い力を持ちたい、と南北朝鮮の人たちは願望している、と思われるからである。「生き物」たちは生存のため群れを成す。「生き物」である人間も同様である。DNAハプログループの違いが「生き物」である人種の違いとなり、人種間の対立の原因となる。

 DNAは人間の行動・態度を特徴づける。日本人の祖先である縄文人は完全な単一人種ではない。Y染色体ハプログループD系統の中のD1bは縄文人特有である。約35,000年前に樺太・南西諸島・朝鮮半島の三方面から日本列島に辿りついたY染色体ハプログループD系統人々は、それぞれ混血しつつ日本に辿りついて以降、ハプログループD1bに進化したと考えられる。このD1bは東日本や沖縄で高い頻度を示している。アイヌの人々では87.5%、沖縄では55.6%である。(WikipediaY染色体ハプログループD1b」)
 
 縄文人たちは弥生時代に大陸のO系統などの人々と混血して今の日本人になった。日本人という「生き物」はそういう特殊な「生き物」である。言わばかなり雑種の「生き物」である。だから日本人と言う雑種の人種は他の人種に対する包容性が大きい。

 朝鮮半島に巨大国家が誕生した場合、日本との間で「生き物」同士として緊張が高まるに違いない。その大きな理由の一つは朝鮮半島の人々の心の深層にある「反日」の感情である。これはどうにもならないものである。これに対して古来日本との関わりが非常に深い中国では人種的には漢族が中心で混血が多く、今でも混血が進行しているようである。国同士としては武力・覇権を競い合っているが、日本人と中国人はお互い相手を尊敬し合っている。

 そういう情勢の中で日本は生き残って行かなければならない。日本人の先祖たちは現在に至る35,000年の間、日本列島で生き残ってゆくため必要な資質・ノウハウ・社会性などを持続的に高めて来た。この結果、かつて互いに激しく殺し合ったアメリカ人と日本人は今世界で最も仲が良い友人同士になっている。

 日本人はこれまで度々危機に瀕したが、天皇のもと「武士」たちが命を懸けてその危機をかわしてきた。刀伊の入冦の時も、蒙古来襲の時も、「武士」たちの働きにより被害を最小にすることができた。日本がアメリカとの戦争に負けた後、インドネシアやベトナムで武装解除後の日本兵が独立戦争に加担した。朝鮮戦争のときはアメリカ軍に協力するよう密命を受けた元海軍の兵士たちが機雷除去に従事した。また元海軍兵士たちが4隻の米軍輸送船LSTで撤退する韓国軍兵士たちを救出した。現在でも自衛隊員たちや海上保安官たちは国防の最前線で働いている。彼らは現代の「武士」である。

「武士」は天皇がいる日本の特別の用語である。アメリカとの戦争に負けて虚脱感とともに捨て去った「武士道」精神を、すべての日本人は自らのアイデンティティとして取り戻さなければならない。さもないと命を捨てて今日の平和と繁栄の礎となった先人たちに申し訳が立たない。「武士道」精神があれば、日本はあらゆる危機を乗り越え「生き物」として生き残って行ける。付言するが「武士道」には仁愛の精神がある。「武士」は「虐殺」など絶対しない。「武士」は「怨み」の感情を持たない。これは日本人の根本精神である。

 日本人の雑種性ゆえに自らご誤解の種をまいた「いわゆる従軍慰安婦問題」は、「20万人の強制連行により性奴隷にさせられた」というとんでもない問題になってしまっているが、国際連合で認証を得た「歴史の真実を求める世界連合(GAHT)」は、その誤解を解くために、そして全ての日本人の名誉のために戦っている。彼らも「武士」たちである。戦争を知らない世代の人たちにお願いしたい。「武士道」精神こそ悠久の歴史をもつ日本を護り続ける精神であることを会得し、さらに体得して頂きたい、と。



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