2016年7月1日金曜日

20160701 STAP問題、小保方氏は実験捏造していなかったと判明。


msnニュースにジャーナリスト・上田眞実氏による以下の記事が出ている。一人の女性研究者を社会から抹殺した真犯人は誰なのか? マスメディアは彼女を真犯人に仕立てた責任は無いのか? 結局、マスメディアがペンの力・映像の力で一般大衆を扇動し、一人の若い女性の人生を奪ったのではなかったのか?

自分が当選したい、とにかく安倍政権を倒したい、自分でも安倍総理以上のことやれる、自分を世の中にアッピールしたい、という欲心己惚れだけで一般大衆を煽っている連中がいる。大衆扇動・大衆迎合に精力を注ぐ輩がいる。類似的なことが小保方晴子氏に対して起きたのである。以下、括弧(“”)で括って当該記事の一部を引用する。

STAP細胞論文をめぐる研究不正事件で理化学研究所(理研)を退職した小保方晴子氏を、元理研研究員、石川智久氏が刑事告発した事件は5月、神戸地検の不起訴処分により終結した。神戸地検は「窃盗の発生自体が疑わしい」としたコメントをメディアに発表する異例の事態となった。”

 “石川氏は2015126日、「小保方氏がES細胞を盗み、STAP細胞と偽造していた」として理研(神戸)を所轄する神戸水上署に告発状を提出。その後、兵庫県警の扱いとなり、神戸地検へ送検されていた。石川氏は小保方氏が神戸で実験期間中、所属していた若山照彦チームリーダーの研究室から無断でES細胞を盗んで混入、その細胞塊サンプルを若山氏に渡して実験を実施させ、STAP細胞として英科学誌「ネイチャー」に発表し理研で不正な地位を得ていた、と告発していた。”

“ネット上にはいまだに小保方氏が捏造したとの情報がそのまま残り、拡散される状況が続いている。マスコミを使った、大掛かりな冤罪事件をでっち上げた犯人は誰なのか。そこにSTAP細胞事件の真相が隠されている。”

 “そして国民総掛かりで小保方氏を「持ち上げて、落とす」狂騒に参加したことは、2年間にわたり犯罪者として世間の白眼視にさらされた女性研究者の人間らしい時間を奪った。それを、私たちは忘れてはならない。”