2010年2月17日水曜日

ブッダ「真理のことば」を学ぶ(26(20100217)

 立春は過ぎたのに今日(13日)も寒い日である。この日本列島に寒気団が居座っていて長期にわたり寒い日が続いている。とは言っても一頃のような冬の感じはしない。雪も極めて少ない。しかし裏日本では豪雪である。ニューヨークもヨーロッパも同様である。問題は冬期にときどき小春日和のような暖かい日があったりして、気温の変化が大きいことである。やはり、異常気象なのだろう。

 このブログが公開されるころ、国内政治は大きく変わっているかもしれない。鳩山首相のご母堂が首相の実弟・邦夫氏に言ったことが国会の集中審議で与謝野氏によって取り上げられ、首相は気色ばんで答弁したが、ご母堂が言ったことは邦夫氏によって事実であることが報道された。ただし、ご母堂への資金提供要請を鳩山首相が直接行ったか、秘書が行ったかは明確ではない。好意的に思えば、多分、秘書とご母堂との間で直接話が出たのだろうと推測する。秘書たちも自分たちの生活維持のため、いろいろ金の工面をしただろう。

 女房の帯状疱疹は完治しつつあるが、「疲れやすい」「脱力感がある」という症状が続いている。これは帯状疱疹を引き起こした要因であろうが、帯状疱疹の症状ではない。男は少し心配であるので、女房と一緒に近くのかかりつけの先生のところに、今日は半日の診療であるが相談に行き、血液検査を受けさせ、プラセンタの注射をしてもらった。血球数などのデータはすぐ出た。異常ない。あとは外部に委託されて後日微細にわたるデータを見ることができる。ついでに各種腫瘍マーカーも依頼しておいた。これで何か異常が発見されれば、精密検査を受けることになる。そこまで行かないことを祈る。

ブッダ「真理のことば」の続きである。
213 愛情から憂いが生じ、快楽から恐れが生ずる。愛情を離れたならば憂いは生じない。どうして恐れることがあろうか?

 男が女房の健康のことを心配するのは「愛情」のためである。もし、女房の健康管理に夫として不十分なことがあり、それが元で手当てが遅れたりしたら後悔すると男は思う。この気持ちから男は「離れる」ことはできない。「生きるも苦」「老いるも苦」「病むのも苦」である。どうせ「苦」から離れることができないのなら、徹底的に「苦」と付き合うしかない。ブッダが言っておられることは真理である。いずれその時がくるだろう。

214 快楽から憂いが生じ、快楽から恐れが生じる。快楽を離れたならば憂いが存在しない。どうして恐れることがあろうか?

 生身の人間は、「快楽」を求める気持ちを捨て去ることはどうしてもできない。しかし、欲望むき出しの快楽追求はしないように自制することはできる。それができない人も多いが。