2010年7月2日金曜日

ブッダ『感興のことば』を学ぶ(104) (20100702)

 ブログはそもそも公開する日記である。これまでこのブログに‘男’とか、‘私’とかを主人公にしてきた。読者は主として遠隔地に住む家族である。息子たちや嫁たちから見て「お父さん」や「お母さん」がどのように日々を送っているか分かると思って書いている。

 ある日、一人の息子から「長すぎるよ」と苦情があった。またある日一人の嫁から「毎日読んでいます」と男を喜ばせてくれた。

 吟詠のブログに毎月自分の吟詠を発表していて、毎日結構多くの人たち(ただし固有名詞やメールアドレス等は分からない、人数や回数だけ解析できる)がそのブログを訪問してくれている。数ヶ月前夜中に急に咳き込むことがあって以来であるが、その症状は解消したにも拘わらず、自分の吟声に響きがないことを感じている。今日も自分の吟声を録音して聞いてみたが、どうもよくない。

 最近自分の体力が落ちてきていると感じる。これは加齢に伴う現象であるのかもしれない。ブログで公開する自分の吟を自己評価することは、自分自身の体の状態を自分で把握する手段にもなっている。浴室に体重や体脂肪率を測る器具を置いてあり、毎日測っているが、そのデータは以前に比べ改善されている。男の体重は69kg前後、体脂肪率は20%前後である。以前体脂肪率は22%を超えることが多かった。

 女房は数日前から近所にあるCurvesというフィットネスクラブに通っている。近所のよくつき合っている主婦から誘われてそこに通うようになった。そこではいろいろな器械があって、トレーニングは1台の器械で30秒程度運動をして次の器械に移り、次々器械を変えて30分間ほど運動をする方式らしい。そして体重や体脂肪率や腹囲など10項目ぐらいを毎月定期的に計測し、トレーニングの成果を自己評価できるようになっているようである。

 ここ数カ月女房は体調を崩して以来医者通いで、かなりの医療費を支払っている。役所から送られてくる通知でどのくらい医療費を使ったか分かる。国家予算が足りない状況の中、そのような医療費を使わなくてもよいようにしなければならないと思う。

 参院選で国民が何をどのような基準で評価し、投票すればよいのか考えている。テレビ朝日は今朝(1日)の放送で政党別の考え方などをレポートしている。今日、自民党、みんなの党、たちあがれ日本、国民新党などについて共通の視点で各党の政策担当者にインタヴューしたことを大変わかりやすくレポートしていた。明日は民主党、社民党などについて同様なレポートが行われるという。これは大変参考になるだろう。

ブッダ「感興のことば」第31章「心」;

6 汝は、幾多の生涯にわたって、生死の流れをくりかえし経めぐってきた、家屋の作者(つくりて)をさがしもとめて。あの生涯、この生涯とくりかえすのは、苦しいことである。


60 心を制することは楽しい。汝らは心を守れ。怠るな。心がよく守られているならば、或る生けるものどもは、やすらぎ(ニルヴァーナ)に達する。