2010年7月27日火曜日

土用の丑・うなぎ (20100727)

今日(26日)は土用の丑の日である。男は時々うなぎの蒲焼を買う店に行ってうなぎの蒲焼を2枚注文した。1枚1000円である。奥では普通職人が1名か2名でうなぎの蒲焼を作っているが、土用の丑の今日は4、5名で焼いている。店頭の女性店員も増強されている。

その店員の若い女性が「出来上がりは4、50分後になりますがいいですか?」というので男は即座に「いいですよ」と答えて店を出、近くの大型複合商業施設「横浜トレッサ」の書店に行って最近気になっていた『倭の正体』などをもう一度手にとって見た。

この本は以前よく目に着く所にある台上に並べられていたがそれは無く、その代わり本の名前は忘れたが確か菅沼某・中丸某両氏が書いたセンセーショナルな題名の本があった。男はその本を手に取ってみた。その本にはアメリカに本拠を置く「闇の組織」が日本と北朝鮮との接近を妨げているようなことが書かれている。また韓国の哨戒艦沈没事件は当時付近の海底にいたアメリカ海軍の潜水艦が同じアメリカ海軍の誤爆攻撃に自動的に反応した結果引き起こされた事件であるというようなことが書かれている。また中丸某氏は5次元の世界は愛に満ち溢れた世界であるというようなことをその本の中で言っている。

気になっていた『倭の正体』は書棚にあり、歴史研究家が書いた、確か題名は『日本人の正体』という本の近くにあった。男はその両方の本をそれぞれ手にとってページをめくって粗読みした。まあ、内容的には如何にも尤もらしいことが書かれている。しかし、馬鹿馬鹿しくて買ってまでして本気でその本を読む気にはなれない。

しかし元公安調査室調査部長であったという菅沼某氏が言っていることについては、男は大変関心をもっている。世界を彼が言っているように観ることも必要ではないかと思う。

うなぎの蒲焼が出来上がったので家に持ち帰り女房と一緒に食べる。うなぎは大きいがそれでも子供のうなぎでさる。うなぎの蒲焼の専門店で買ううなぎはやはり美味しい!

食べながらテレビを見ていると、日本の‘おもてなし’の心を旅行会社のツアーで泊ったことがある能登の和倉温泉の加賀屋が台湾に進出して広げようとしている様子や、宅配便のヤマトが中国で広めようとしている様子が報道されていた。

菅谷某氏は、北朝鮮は中華思想で日本を犬猫獣同様の国と見下しているという。男もそう思う。大陸は古来島国の日本を東戌(東の犬)と見下して来た。その思想はなかなか改まらないであろう。

しかし今、加賀屋やヤマト運輸が茶の湯を通じて培われてきた日本古来の‘和の精神’や‘おもてなしの心’を大陸側に広めて行こうとしている。日本の科学技術力、経済力、非常に大きな犠牲を払って戦争に負けた相手の戦勝国・アメリカから学んだ合理主義・実証主義を武器に、日本の精神文化を大陸にどんどん広めて行ったらよいのだ。そうすれば、彼らの深層心理・中華思想は徐々に改められて行くことだろう。これから何世紀もの時間がかかると思うが・・・。

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