2013年2月10日日曜日


やっかいな隣国の人々の特質を理解するため学ぶ(20130210

 東シナ海に展開するシナ(中国)海軍のフリゲートが彼らの動きを警戒し情報を収集している我が国防海軍(海上自衛隊)の護衛艦(デストロイヤー:駆逐艦)やこれに搭載の作戦中の航空機に対して火器管制レーダーを照射した事件が起きた。シナ(中国)側はそういう行為はしていないと言い張っている。ネット上でシナ(中国)は深刻な大気汚染の元凶がシナ(中国)に展開している日本の企業から出ているものであるとまくし立てている。「東京大爆発」と銘打った花火はシナ(中国)の正月に使うため爆発的に売れたらしいがさすがに当局はこれの販売を禁止したという。韓国では某名誉教授が関東大震災のとき犠牲になった吉原の女郎たちの遺体を関東大震災で虐殺された朝鮮人女性であると主張して話題になった。韓国政府はシナ(中国)人記者に日本の島根県の竹島を韓国領「独島」であると説明する地図を使っている手帳を配布した。ロシア空軍の戦闘機2機は北海道の利尻島付近の領空を我が国防空軍(航空自衛隊)の要撃戦闘機による警告を無視して侵犯した。北朝鮮は核弾頭搭載用のロケットの開発に成功し、その核弾頭を開発するための実験を近日中に行なうつもりである。我が国の国々は本当に厄介な政府がそれぞれの国の民を統治している。それぞれの国の民も政府に従順である。それぞれの国の民の大多数は我々日本人と心を通わせ合うことができても、国家となると極めて利己的になっている。

 集団でも組織でもその構成員個々の人柄は良くても集団となり組織となると別の性格を帯びる。そしてその構成員である個々の人たちはその集団や組織の規律に従って行動する。そこには‘個’は無くなる。そして敵対する集団や組織の構成員である個々の人々に対して暴力を振るい、殺戮も行う。この問題を心理学的に研究し、集団や組織の行動を規制し問題を解決するための何かよい方法を見つけ出すことは出来そうな気がする。しかし人類はまだその方法を見つけ出していない。今のところせいぜいコミュニケーションのチャネルを構成し、お互い疑心暗鬼にならぬように意思疎通を良くすることぐらいしか道はない。

 そういう悲観的な状況下、日本人としてできることがある。それは厄介な相手の国のことをよく理解することである。勿論その前に日本人は自分自身のことをよく知っておく必要がある。海外に出た若者たちが旅行先の外国で日本の文化や歴史のことを聞かれて答えられず赤恥をかいて帰ってきている。政府は日本の若者たちにそういう恥をかかせなくてもすむようなことをしなければならない。その上で厄介な隣国の人たちの根本的なことを知ることが重要である。本当はお互いに人的交流を活発に行って相互理解を深めることが重要であるが、それは人数的にも限られている。そこで書物を利用することが重要である。孔子直系の75代後の子孫であるという孔健という人が20年前に書いた『中国人と中国系人』という本がある。この本がシナ(中国)のことを少しでも理解する助けになるかどうかわからないが、日本人は隣国の人々を少しでも理解するようにしなければならない。