2013年2月8日金曜日


湯たんぽと紙フィルター式加湿器とマスク(20130208

 大寒を過ぎ節分を過ぎて徐々に春が近づいてきているがここ数日はこの辺でも最低気温は摂氏2、3度になると予報されている。このようなときに湯たんぽはなかなかよい暖房器である。お湯を沸かし湯たんぽに詰めるという手間がかかるがこれを足元に置いておくと朝までぽかぽか暖かい。布団を被せておけばその湯たんぽのお湯は一日中暖かい。特に金属製の湯たんぽは保温効果が高い。翌日その湯たんぽのお湯は浴槽のお湯に加えるようにして使えば無断にはならない。暖房に電気を使わないので光熱費は湯たんぽに入れるお湯を沸かすためのガス代だけですむ。

 冬期は空気が乾燥している。就寝時枕元に加湿器があると健康に良い。そのとき電気を使わない加湿器を使う。これは東急ハンズで売られている。これは毛細管現象で水を吸い上げる紙を使う加湿器である。この加湿器は紙を折り重ねて水蒸気の放散面積が広くなるように工夫されているフィルターが水をためる容器に浸されていて、水を吸い上げて空気中に放散する仕組みになっているものである。これを使ってみると実際に効果があることを知る。これを使うと翌朝のどの具合がよいが使わなかったときは痰が詰まる。痰はのどを枯らさないように体が反応した結果生じるのである。

 花粉が飛ぶ時期になった。スギ花粉などで毎年悩まされる人たちは今年特にシナ(中国)から飛来する大気汚染物質や黄砂に一層悩まされることになる。偏西風の流れが太平洋側に蛇行しているため、シナ(中国)からのそれらの迷惑な物質は九州や四国や本州の太平洋側にも落下して多くの日本人に健康上の被害を与える。これらの有害な物資をできるだけ吸い込まないようにしなければならない。マスクは高価なものを使う必要はない。普通のマスクでも隙間が出来るだけ少なくなるように上手に装着すれば、有害物資をかなり良く防ぐことができる。一度使ったマスクは捨てる。マスクに吸着した有害物質が再び飛散しないようにマスクの取り扱いには十分注意が必要である。

ある一級河川に面したところに一棟の鉄筋コンクリート造り・住戸数28の小さな集合住宅が建っている。その7階は風通しが良く日当たりも良い。特に北・東・南に面した角部屋は視界を遮るものがなく室内には一日中陽が差し込む。晴れた朝南に面したベランダから西側を見ると遠くに雪を被った富士山が見える。北に面した通路からはすぐ下に川が見える。堤防とこの建物の間には塀を挟んで駐車場がある。其処は秋に住民たちが集まって芋煮会などを催す場所としても使われる。庭木の下の空き地に種々雑多な花が植えられている。この花の手入れは花が好きな住人が自発的に行っている。住民の殆どは27年前から同じ顔ぶれの老人である。住民たちは毎年3人づつ輪番で役員を引き受け、皆それぞれ健康維持のために川の周りをウォーキングをするなど工夫しながら日々を過ごしている。