2013年2月12日火曜日


何時でも何処でもテレビ電話(20130212

 休みを利用して同僚と一緒に5歳の息子を連れてスキーに出かける。そのスキー場からiPadを使ってその様子を300キロメートル以上離れたところに住む両親のもとにリアルタイムで知らせてくる。勿論先方から着信の呼び出し音があったからその母親の方もiPad,を開く。パーソナルコンピュータとい違ってiPadは直ぐ起動し直ちに応答できる。これが素晴らしい。iPadは操作性が非常に良くコンピューターに慣れていない人でも簡単に扱うことができる。息子の両親の方は居間で昼食をとっていた。その様子が遠く離れたスキー場の息子とその息子(両親の孫息子)はiPadでみることが出来るし、両親の方も息子や孫息子の楽しそうな様子をiPadで見ることが出来る。

 スマートフォンのテザリング機能はパーソナルコンピューターやiPadの無線LANの機能を果たす。テザリング機能を備えているスマートフォンとiPadを持っていれば、携帯電話の届くところであれば世界中どこでもテレビ電話をすることができる。勿論メールアドレスを登録した外国人との間でテレビ電話をすることができる。これはここ数年の間に発達した新しい機能である。通信網は人間の身体の神経網のようなものである。これが発達したので世界は非常に狭くなった。

 この通信網は電波を使う。ところが電波を使わない通信系が開発された。それも日本で開発された。それはLEDの光を使う通信系である。昼の明るい空間中でもLEDの光による通信ができるようになった。プールの中や海の中にいる人から陸上にいる人にLEDの光を使っては話ができるようになった。沖縄のベンチャー企業が世界の最先端の技術を開発している。今試みようとしているのは何百キロメートルも離れた宇宙空間と地上との間でLEDの光による通信を行おうとするものである。これが可能になれば人間の能力は爆発的に拡大される。

 今電波を使う機器でテレビ電話などを行っている人たちは将来はLEDの光を使うテレビ電話を行うことができるようになるであろう。「猫に小判」というが、市販の機器でテレビ電話をすることが出来ないような人には、この素晴らしさが判らないであろう。同じ人生であるがそういう人たちとそうでない人たちとの間では大きな開きがある。