2013年2月27日水曜日


視力が低下している。予防医学が重要である。(20130227

 日常生活の中でパーソナルコンピューター(パソコン)や携帯電話に向き合わなければならない現代人の視力は随分衰えている。視力が衰える病気の一つに白内障がある。加齢により眼球の遠近調節がスムーズに行かなくなって目に疲労が生じる。これらは若いうちからその予防に心掛ければ齢をとってからの苦労が少ないであろう。

 予防医学という言葉をよく聞くがその予防法についての知識が普及していない。何事も無知が後に問題を起こす。問題が起きてしまう前に問題の種を見つけ出しそれを取り除いておくことが重要である。人の一生を通じた予防医学について全国民が共有することができるように予防医学の知識を分かりやすく簡潔に説明する本ができないものか。知識は次々新しいものが出てくるであろう。だからその本は一ページごと差し替え方式になっているものが良い。厚生労働省が音頭をとってそのようなノウハウの本を作り国民に有料で配布したらどうであろうか。その本を買うか買わないかは「自己責任」の問題である。

 男は7、8年前白内障の手術を受けた。医師が左右の人工レンズの度数に差をつけ一方の目では近くを片方の目で遠くを見ることができるようにしてくれた。そのお蔭で男は眼鏡なしでも小さ文字を読み取ることができるし遠くのものを見ることもできき。手術直後はそれまで多少黄色に見えていた真っ白い壁が本当に白く見えていた。しかし人工レンズの後ろ側に膜ができるためかもしれないが今は手術直後のような感動はない。しかし実際にはそのような膜などできていないのかもしれない。眼鏡なしでも良く見える。

 人工レンズを使っているので焦点は固定している。天然のレンズであれば遠くを見た後すぐ近くを見ることによって眼球の動きを調節する筋肉の訓練をすることが重要であるが人工レンズなのでそのような訓練は必要ない。しかし眼鏡なしで遠くを見つめた後近くを見つめることを一、二度程度繰り返すことは筋肉の老化を遅らせるために良いのではないかと思われる。またパソコンを扱うときは左右の視力に応じて調節されているサングラスを使うことが良いようである。これらのことは自己流の予防医学である。

 インターネット上で健康維持や病気予防や突然出血したきの対処方法など様々な知識について紹介されている。しかしパソコンを自由自在に操作することができない人たちにはそのような知識は伝わらない。辞書のように索引の出し付きで観単に必要なページを開くことができるようになっている予防医学ノウハウ集が出版されれば生活の質(QOL)を高めることができる人が増えるのではないだろうか?そうなれば人々は幸せを増進することができるのではないだろうか?これは予防医学で「自己責任」を実現させることにもなる。人々の幸せを増進するアイデアを実現させることによって雇用も増えることだろう。