2013年2月21日木曜日


加齢に伴う老化の警告を無視してはならぬ(20130221

 出血と言う現象は体の内外を問わず何処にも起きるものである。鼻血もその一つである。普段下着の下に隠れていて出血などないと考えられているようなところでも何かの原因で出血が起きる。処方されて毎夕食後に服用することになっているコレステロールを下げる薬を飲むと気のせいかお腹の調子が悪い。食事には十分気を付け消化の良い物を良く噛んで量は控えめに食べていてもそういうことが起きる気がする。昨夜就寝時お腹の調子が気になりながら眠り明け方近くに手洗いに行った。そこで陰嚢表面から血が出ているのに気付いた。表面にある細い血管が破れたようである。原因は分からない。このようなことが起きるとは夢にも思っていなかったから驚いた。その部分を指で押さえるなどして止血に努める。出血が止まるまで安静が必要であるが気になってその部分を触ると血が止まらない。しばらく安静にしていたら出血が少なくなった。表面の皮膚が破れている部分から細菌が侵入しないように消毒し抗生物質の軟膏を塗ったテープで止めて休んだ。夜が明けたので起床しその部分の状況を見たら出血は止まっている。

 若干の不安感を持ちながら運動を兼ねて立川の昭和記念公園に行った。其処は昔陸軍の飛行場だったところで大東亜解放戦争後はアメリカ軍が使用しその後我が国防陸軍(陸上自衛隊)が使用している。基地返還後国防陸軍(陸上自衛隊)立川駐屯地のほか海上保安庁・警視庁・東京消防庁など各官公庁の施設が設けられ立川広域防災基地となった。中央部は昭和天皇在位50年を記念して国営昭和記念公園が造営され現在に至っている。

 JR立川駅を出ると其処は超近代的な都市空間が広がっている。国営昭和記念公園までは徒歩で10分程度で行くことができる。2月に其処を訪れたのは初めてである。今年は寒気が強いせいか公園内にある梅は紅梅が少し咲いているだけで梅が満開になるのは2週間後になるだろう。公園内で鑑賞できる花は寒咲き菜の花とアイスチューリップとロウバイの一種のソシンロウバイとセツブンソウとフクジュソウぐらいのものである。公園に来ている人はまばらであった。中央の広場では高校生の集団が体育の訓練を受けている。

 公園内を良く歩き砂川口まで往復した。砂川口近くの高架橋になっているところ歩いていると下の道路にキジが警戒しながら横断している。横断し終わって道路わきの斜面に登り茂みの中に隠れてしまった。美しいキジであった。雄のキジである。そのキジが茂みから出てくるのを待つ。しばらくするとそのキジが茂みから現れた。少し遠方であるが橋の上からそのキジをカメラに収めた。今日一日で17千歩ほど歩いた。例のところからの出血は無かった。齢を取ると健康上いろいろな不具合が起きやすい。用心・養生に越したことはない。家に帰って女房とそれぞれデジカメで撮った写真の鑑賞会を行った。出血のことは女房は知らない。男にはそういう苦労もあるのである。