2009年11月18日水曜日

陶芸道楽(20091118)

今日は気温が10℃ほどで午後は気温が低くなるという予報であった。男は、今日は陶芸をする日である。貸室1回500円は安い。しかも電動ロクロを専用で使うことができて陶芸用の道具も一式貸し出してくれる。今日は4週間前に作った大きめの長方形の平皿に蚊帳を置いて白化粧するつもりであったが乾きすぎていたのでそのまま素焼きに出した。先週削ったお惣菜入れは電動ロクロで作ったものであったが初め切り取るとき底が厚すぎたため、まだ底の部分を削る必要があった。しかし既に高台を作ってあったので今日は内側の底の部分を削ることにし、厚みを見ながら適当に削って軽くなるようにした。
男は元々きちんとした形のものは嫌いである。だから電動ロクロで作ってもわざわざ自分が好きな形に曲げる。男は貸室でお惣菜入ればかり作るつもりである。電動ロクロで作ることもまだよく出来ないが「習うより慣れろ」である。そのうち上手くなるだろう。
貸室の良いところは先生が付いていないので何もかも自分で考えながら作らなければならないが、良く作ろうとして良く考え、良く工夫することである。先生に頼らないので失敗もするが、独創的につくることが出来る。今日は先週削ったものでそのときすでに乾きすぎていたものを何とかしようと思ったが、思いきって破壊した。
貸室の電動ロクロの数などの関係で曜日毎午前午後の人数は制限がある。男はその関係でこれまでやむなくX曜日の午前のグループに入っていた。しかし午前の貸室は男にとってきつい。その陶芸貸室の場所まで男の家から1時間半以上かかるので家を早く出なければならない。70歳以上の老人は年間一定額のお金を払い込むと地下鉄もバスも自由に利用できるパスを貰える。男はその恩恵を最大限利用している。その代わり目的地に行くまでJRや私鉄を利用する場合よりも時間がかかる。1時間半かかるところもJRや私鉄を利用すれば1時間ですむ。男はたまにJRや私鉄を利用することがあるが別に急ぐ必要もないし、道中本を読むこともできるのでできるだけそのパスを利用することにしている。
幸い午後の貸室に空きが出たので、男は午後のグループに入ることにした。これだと朝早く家をでる必要はない。ゆっくり支度して11時半ごろ家を出れば良い。男は以前先生が付く自由に制作できるコースに入っていた。同じX曜日の午後のクラスである。しかし、キャンセルしてもしなくても毎月一定額の利用料を払わなければならない。しかも先生が付くので利用料は高くなる。男は九州の田舎に時々帰ることがあるので一定額を払い込んでいても休むことが度々あった。そこで貸室の利用に変更したのである。
先週その自由コースのメンバーから懇親会の誘いがあった。男は二の返事OKした。そのことは既に事務所の人にも自由コースの人たちにも伝わっていて、その人たちから男が懇親会に参加することを「楽しみにしています」と言われた。懇親会は、まだ早いが忘年会も兼ねるものである。男は貸室を利用していても、2年近くメンバーであった自由コースの人たちとは仲良くしていたいと思っている。彼らは陶芸のことでは男より何年以上も先輩である。しかし皆男が初め一輪ざしばかり作り、今はお惣菜入ればかり作っているということを面白がっていると思う。今日素焼きに出したお惣菜入れは素焼きが上がって釉薬をかけて本焼に出し、よく仕上がれば男が主宰している詩吟の会に時々きてくれるKさんにプレゼントしたいと思っている。 

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