2009年11月22日日曜日

久しぶりの良い天気(20091122)

 このところ天候が悪く気温も低い日が続いていたが、今日は予報通り久しぶりのお天気で気温は17℃、快晴である。男と女房は今日久しぶりに東京都内の散策に出かけた。東横線で渋谷に出て、山手線で代々木まで行き、大江戸線で青山1丁目で降り、絵画館前の銀杏並木を観た。まだ完全に黄色づいてはいなかったがまあまあ綺麗であった。近くに料亭風の一見豪華そうな店があり、前で和服姿の若い女性が二人客を呼び込んでいる。男と女房はその店で昼食をとることにして中に入った。すると別の女性が丁重に招き入れ、個室風部屋のドアを開き、「ご相席でお願いします」と言う。中に4人がけでゆったり座れる大きめのテーブルとイスが2組並べてあり、その一組の奥に中年の女性が二人座っている。男と女房はあまり深く考えず、素直に彼女たちの前の席に座った。すると間もなく3人組の家族らしい人たちが案内されてきて、隣の席に座った。

 メニューは少なく前の女性二人は値段が最も高いセットメニューを取った。見るとあまり美味そうには見えない。男と女房は天麩羅のセットを注文した。暫くして女性が笑顔を作って注文したものを持って来た。天麩羅の色は使い古しの油を使っていることがすぐ判る色で、揚げ方も油の温度を低めにしているのかパリッとせず良くない。ご飯も美味くない。

 男と女房はこのような店にはもう金輪際入らないことにした。外見は高級風、客の扱いも高級料亭風、しかし中身は経費をぎりぎりに削って値段相応というものである。同じ値段なら横浜で男と女房が良く利用する店の方が数段上である。テーブルも二人掛けで、和風で落ち着く雰囲気である。和服の女性店員も心遣い気づかいがなかなか良い。それに比べ今日入った店では食事が終わる頃にお茶も持って来ない。客から言わなければ何のサービスもしない。ただ訓練されたとおり笑顔だけは作っている。男は経営者の資質如何により店が繁盛するかしないか決まると思う。もう二度とこの店には来ないし、この店を誰にも勧めないことにした。良い勉強になったと思う。

 男は家で女房と一緒に食べるご飯や天麩羅が世界で一番美味しいと思う。何故なら男の家では田舎から美味しい新鮮な米を送ってきてくれているのでご飯の味はとても美味しい、特にプラチナを使用している高圧高熱電気釜で炊くので一層美味しいからである。天麩羅もいつも新しい油で揚げるので格別美味しい。昨日の夕食はその美味しい新鮮な米を炊いた寿司のご飯をパリッとした海苔の上に載せて広げ、その上に美味しい新鮮な刺身を載せて巻く手巻き寿司だった。

 男はいつも思うが女房の寿司の味の合わせ方は実に上手である。女房が行きつけの店から買ってきた上等のあさりで作った貝汁が添えてあり、自宅で豪華な夕食であった。子たちが来た時は手巻き寿司や、テーブルの上に電気天麩羅器を置き、各自勝手に天麩羅を揚げながら食べる天麩羅の食事が好評である。

 勉強になった昼食後六本木に行き、FUJIFILM SQUARE に行ってイングリッシュガーデンの写真展、「いい夫婦の写真展」「夫婦万歳、半世紀を共に生きて」写真展、「ひかりの大地」写真展などを観て、薔薇の写真のカレンダーを買い、清澄公園まで足を伸ばし、そこで美味しいケーキとコーヒーセットを取って一休みし、その後ライトアップするまでその園内で過ごして帰宅した。帰りは汐留で降り、歩いて新橋まで行き、東海道線で帰った。総歩数15000歩。まあまあ良く歩いた。明日は日中の気温が10℃という。インフルエンザもタミフル耐性のウイルスや突然変異のウイルスが発生したらしい。用心しなくては。