2009年12月5日土曜日

師走の小春日和のひととき(20091205)

 このブログを始めたときタイトルの日付を一日前にしておけばよかったがそうしなかったため、「今日」と書くと明日の日付のアップロードとなる。
今日は久しぶりの小春日和、県立三つ池公園まで電車とバスと徒歩で行く。公園の裏手の住宅が並んでいる高台にある入口から入る。この公園は昔農業用の池だったところを整備して公園になったものである。
以下、Wikipediaより引用。

 名前のとおり、園内には三つの池(上の池、中の池、下の池)がある。園内には35品種1000本を超える桜が植えられており、日本さくら名所100選の一つに選定されている。ソメイヨシノが7割を占め、春には花見客で賑わう。また、神奈川県が選定した「かながわの探鳥地50選」にも選ばれており、林間の小鳥や池の水鳥も多くの種類が見られる。
 園内には軟式野球場やプール、テニスコートなどが整備されているほか、tvkの送信塔もある。(注:これは狭い道を隔てた丘陵地にある。)
 園内にある3つの池は、江戸時代の1787年(天明7年)に、農業用水のため池として浚渫・整備された。その後、1941年(昭和16年)には都市計画緑地(防災大緑地)に指定され、1950年(昭和25年)から失業対策として周辺の公園整備に着手した。1954年(昭和29年)に県立公園に指定され、1957年(昭和32年)には神奈川県立の都市公園に指定された。

 男と女房はこの公園に時々遊びに来る。来るたびによく見かけるのは、飛んでくる野鳥をカメラに収めようと待ち構えている人たちである。赤い実が沢山成っている低い木の方にカメラを向けている人たちに女房が「どんな鳥が飛んでくるのですか?」と聞く。中年のひげを生やした男性が「めじろですよ」と答えてくれた。カメラ好きな人たちは小鳥たちの一瞬の表情を撮ろうとして仲間と談笑しながら何時間も待ち構えている。

 公園の一角にパークセンターという公園の管理を行う建物があり、中で休憩したり展示物を見たりすることができる。花の写真や野鳥を撮った写真などが展示されている。カワセミが嘴に何か小魚を加えて羽ばたいている写真があった。この写真が撮れるまで随分長い期間何度も足を運び、辛抱強く待ち続けたことであろう。素晴らしい写真である。

 今日はラッキーであった。紅葉、銀杏の黄色、落葉がとても綺麗であった。風景がとても綺麗であった。男も女房も今日は歩くことが目的であったのでカメラを持って来なかった。その代わり画素数が多い携帯電話機を持っているので、それで写真を撮った。フォトモードにして撮ればその場で再生して撮った結果を確かめることができる。男も女房も良い写真があれば後で処理しようと考え、同じ所をデジカメモードでも撮っておいた。

 水面にはカルガモやキンクロなどが飛んできている。三つの池は起伏に富んだ丘陵に囲まれた低地にある。水辺と木々と花と自然の里山の雰囲気のコンビネーションがとても良い。男と女房は恋人同士のようにして森の中をゆっくり歩き、枯葉の散る音、地面一杯に降り積もっている枯葉を踏む音、小鳥たちの囀り、風景を楽しんだ。男も女房もこのような平和な幸せな素晴らしいひと時がまた来年もあるとは限らないのだ、と思いながら・・・。