2009年12月16日水曜日

内臓機能の劣化/民主党に失望(20091216)

男は我孫子の病院で内視鏡検査を受けた結果についていろいろ医療情報をインターネットで探して入手した。
2年前の胃カメラの検査で「胃粘膜が委縮している」という結果が出ていたが男はあまり気にしていなかった。女房が新鮮な油で揚げてくれる天麩羅が美味しくて食べ過ぎたり、食いしん坊で食べ過ぎることがしばしばあった。これがいけなかった。一昨年あたりから夜中に腹が張るなど胃酸過多の傾向があり、トイレに起きたときヨーグルトを口に入れたり、牛乳を飲んだりして、キャベジンなど胃の薬を飲んだりして証状を緩和させていたが・・。

昨日の検査で「びらん性胃炎」と「食道裂腔ヘルニア」を指摘された。元来頑強な身体をしていることを誇りに思い、多少の無理は大丈夫と高をくくっていた男もいよいよこれでは危険だと判断し、インターネットでいろいろ調べたのである。男は田舎で一人暮らししている老母が腹の中にがんができたときも、女房が実母のように思っている親戚の叔母がリュウマチになったときも、妹が乳がんになったときもインターネットでいろいろ調べ、それぞれ教えてあげたり、老母の場合は主治医に話して抗がん剤を制限して貰ったりして、それぞれ回復し、皆元気になっている。男は今度は自分自身のことで真剣になった。
びらん性胃炎についてはピロリ菌の除去もしようと考えている。食道裂腔ヘルニアと合わせて胃酸を抑える薬の服用は続けなければならないようである。男は近所で懇意にしていて女房も世話になっている内科クリニックに行って先生に相談し、要すれば食道裂腔ヘルニアの手術、また今回見つかった「胃粘膜不整」の病理組織検査でもしがん化の恐れがある場合はその摘出手術についてもアドバイスを貰い、女房が通うのに苦労しないように近いところの病院を紹介して頂くなどしようと考えている。2年前、男はその先生から漢方薬を含む薬を処方してもらい、調子が良くなっていたのだが、このところその先生にはご無沙汰している。そろそろまた会わねばならぬと考えていた矢先である。

我孫子の病院の先生は外科医なので、今回の検査結果をもとに内科医の先生に相談しようと思う。我孫子で処方して貰った出血を止めるアドナ錠30㎎と胃酸を中和するなどの作用があるカイマックス錠330㎎は3日分であるが、それも内科医の先生に見せて最良の処方をしてもらおうと思っている。近くにそのような先生がいるということは幸せである。
がんの治療について男も女房も全く同じ考えであるが、もしがん細胞が検出されない状況で全身に拡散している状況であるならば、QOLを大事にして治療はしない道を選択するつもりである。しかし初期の発見で処置する場合は治癒の可能性があるので最善の治療を受けるようにすべきであると考えている。

今夜は大学の同窓会に顔を出すことになっているが、幹事に「酒は飲めず、食べ物もうどんとかおかゆしか食べられない」と伝えたら、「キャンセル料を半分とられるが皆楽しみにしている」と返事があった。男はそのキャンセル料を払って本当に5、6年以上ぶりに皆に会うことになる。顔を出して皆としばらく歓談し、早々に引き揚げるつもりである。

ところで小沢氏の強引なやり方や鳩山氏の決断の無さ、甘さに政情は不安になりつつある。国民は政官業の癒着の解決を民主党に期待したが、象徴天皇を敬い、伝統的な文化を大事にしている国民意識を軽視する今の政権に失望しつつある。政治家たちは自分たちが偉いとは思わずにもっと謙虚になるべきである。驕れるものは久しからずである。