諸工事 (20101112)
今日(11日)は、居間の畳表を新しくする工事と仏間にエアコンを取り付ける工事を行っている。居間には茶ダンスがあり食器類が沢山詰まっている。かつて男の亡父が地区の自治委員をしていた頃、我が家に20人ぐらい集っていたという。その頃、奥さんたちが集まって接待をしていたという。そのため我が家には20人分の食器類を揃えていたという。今では集会はレストランなどで行うようになり、そのような大量の食器類は不要になっている。以前、継母が大腸のがんで入院したとき、男はそれら食器類を整理して仕分けし、社会福祉協議会に沢山寄付したが、我が家にはまだ整理すべきものが沢山残っている。
しかし今日は畳表の張替えのため、とりあえず茶ダンスの中の食器類を別室に移し、茶ダンスを移動させやすいようにした。畳表の新調後、また元通り戻すことにする。このような作業は腰が曲がった91歳の継母にはできない。居間の畳を替えたいというのは継母の希望であり、継母は今はやりの畳表シートを敷くだけで済ませようと考えていた。しかし、シートでは特に靴下を履いているとき足を滑らせ事故になるおそれがある。面倒であるが継母がかつて講で懇意にしていた畳屋さんに頼んで張り替えて貰うことにした。
継母がデイサービスに出かけている間に畳表の張替以外の諸工事を行っている。仏間のエアコンの電源はテラス側の配線から取るようにしたが、分電盤内のスイッチの切り替えをしなければならない。その工事は明日知り合いの業者が来てやってくれる。
継母の部屋のテレビは沖縄の店から来週届く予定であったが、早く届いたので今日それも取付工事を行っている。BSは共聴テレビのケーブルと信号を混合しているが、混合器の電源が居間のテレビだけのためになっているため、居間のテレビでBSを観るときでないと継母の部屋のテレビではBSが見られない。そこで今日は天井裏にある混合器の取り換え工事もやってもらうことにした。
懇意にしていて、ドアホンが作動しないときなど継母が電話すればすぐ飛んできてくれてみてくれる町の電器量販店の店員は一昨夜暗い中、屋根に登BSのアンテナを取り付けてくれた。その店員はわが家の工事が終わると別の家で地デジ対応の工事があるという。彼はこの町からそう遠くない里山の方に住んでいるという。まだ夕食はとっていないという。男はその店員にも家庭があり、家では夫の帰り、父の帰りを待っていることだろうと思い、工事終了後パンプキンクリームのポタージュスープと、一つ残っていた回転焼を温めて食べさせてやった。残っていたどら焼きも一つ持たせてやった。
畳屋さんは男より年長のようである。男の亡父のことを良く知っている。男はしばしその畳屋さんと話した。一緒に来ていたその方のお嫁さんというが、若く見える。その人が、以前男が継母の運動のため、継母を抱き抱えるようにして病院から連れて帰っているとき男と継母を見かけたという。丁度2階で布団を干していたときだったという。小さな町の中では、いつどこで誰が見ているかもしれない。悪いことはできない。昨日は継母の代わりに近所の方の葬式にお参りし、ご遺族の方と言葉を交わした。昔亡父と継母が大変お世話になった方だという。