2012年4月5日木曜日


男と女房の幸せな日々のひとこま(20120405)

 昨日の朝食時、女房に「今日お天気が良いから千鳥ヶ淵に桜を観に行かないか」と誘ったが、女房は午前中昼前いつものとおり近くの女性専用フィットネスクラブ「カーヴス」に運動をしに行くし、まだ東京の桜は満開ではないと思っているので断られた。

 放送大学から講座の資料が送られてきている。男は去年、『グローバリゼーションの人類学』という専攻とは関係がない科目を執っていたが、通信添削のレポートも出さず放置してあった。今年は気持ちを入れ替え放送大学の勉強をしようと思う。

いい歳をしてこの日本国の再生のためフェイスブックやこのブログで日中・日韓の間の問題解決の為少しでも役立ちたいと考え、入手した情報や自分の考え方などを積極的に発信してきたが、そのため多くの時間とエネルギーを費やしてきた。自分がやっておかなければならぬと思うことはほぼ終えたと思うのでこれからは再入学している放送大学の専攻で卒業するつもりで勉強し、また精神の充電もしようと思う。

 そこで早速、放送大学のインターネット番組配信のページにアクセスし、上記科目の講義を視聴した。その結果をもとにまたもやフェイスブックの自分のノートに記事を書いて投稿した。「人は群れると争う」ということは日中・日韓関係でも言えることである。マクルーハンの「どんな家族でもひとつの屋根の下に置かれたら、同じ都市の何千もの家族以上に多くの相違と少ない講和に悩まされる」という言葉は、鳩山元首相や自民党谷垣総裁・加藤氏ら理想主義者によく知ってほしい言葉である。東アジア共同体なんてとんでもない。

 昨日の午後はお天気がよかったので運動を兼ねて女房と一緒に近くの「市民の森」などを散策し、1万歩ほど歩いた。左大腿部の異常は鼠蹊部の運動不足で血流・リンパ液流が悪かったり、神経を圧迫したりしているせいであることは分かっている。徐々に問題解消・体調の回復を進め、かつての若々しさを取り戻さねばならぬと思う。

 今朝も起床前十分なストレッチ運動を行った。左大腿部の異常は殆ど感じられなくなりつつある。今日もお天気が良い。そこで女房が一人で行くつもりであった横浜線橋本の「かたくりの里」に一緒に出掛けた。女房は以前、10数年も前、友達と一緒に其処に行ったことがあり、そのとき撮ったかたくりの写真は去年の女房の「花ごよみ」に編集して入れてある。男は其処に一度も行ったことが無かったので是非一度其処に行ってみたいと思っていた。男は女房と一緒に行ってやって良かったと思っている。

 橋本駅を出たら町の様子がすっかり変わってしまっている。女房は以前橋本駅から往復あるいて「かたくりの里」まで行っていた。ところが町の様子がすっかりモダンになっているので勝手が違っていた。警備員に道を尋ねたら「歩くと1時間以上かかります。其処まで往復のバスが出ていますのでそれを利用されることをお勧めします」という。女房は「あのとき歩いて行ってもそんなに遠いとは思わなかったのに」と言いながら、警備員のアドバイスに従うことにした。

 バスは定刻00分と30分の1位時間に2回だけ運行されている。15分ほど列に並んでバスに乗って座席に座ることができた。しかし、列の後ろの人たちが余りにも多い。バスはぎゅうぎゅう詰めで出発した。はみだして乗れないひとも2、3人居た。

 「かたくりの里」は入場料が500円であった。其処にはかたくりが沢山花をつけていた。男も女房も出来るだけよい写真を撮ろうと真剣にデジカメを構え、シャッターを切った。其処は鶯の鳴き声もしばしば聞こえ、非常に癒される場所であった。備え付けのベンチに座りしばしのんびりした風景を楽しみ、至福の時間を過ごした。バスに乗る前、その停留所の前のスーパー「イオン」で子供用のビスケットをひと箱買って行ったが、最初に座ったベンチに腰を掛けたとき、その「かたくりの里」のオーナーの奥さんを中心としたたち一行のメンバーと会話をしたことがきっかけで、その菓子を皆に分けてあげて喜ばれた。

 帰りは女房の遠い記憶をたよりに、橋本駅までの道を聞きながら橋本駅まで1時間あまり歩いた。「とても遠いです。1時間以上かかります。バスを利用されることをお勧めします」と言ってくれるが、その方々は歩くことに慣れていないのだ。男も女房も歩きなれている。歩きながら目に入るものを楽しんだ。心地よく歩いて駅ビルに着に辿り着き、駅ビル内の和食レストランで遅い昼食を取った。其処は茅ヶ崎に本店がある和食の店で、値段が1200円ほどの刺身とエビ2匹他の天ぷら定食は非常に上等であった。店内は大変落ち着いた雰囲気であり、リラックスできて大満足であった。

 総歩数12千歩余り、家について一息ついてお茶を入れ、橋本駅近くの「名物酒まんじゅう」と看板が出ている店で買った酒まんじゅうを蒸かして食べた。男の左大腿部の異常は殆ど解消している。やはり運動不足であったのだ。

 かくして男と女房の今日のメインイベントは終わった。女房は放送大学の授業を聴いている。男もこの後わが家の火災・地震保険払込みをインターネットで行う作業の準備などした後、昨日に引き続き『グローバリゼーションの人類学』の勉強をしよう。