2012年6月17日日曜日


毎日が日曜日の一コマ(20120617)

 小旅行でも、その後一日、二日は土産物の処理などあれこれ雑仕事がある。それだけなら大した時間は取られないが今回わが家のインターネット環境の問題を解決し、改良する作業を途中で止めて旅行に行ったので、帰って来てからその作業に時間を費やさなければならなかった。

 実は女房のiPadがトラブっていた。そのiPadの中にいつの間にか大量の写真が保存されている状態なっていたためiPadの動作がおかしくなっていた。デジカメで撮った写真で同じものが何枚も保存された状態になっていた。これは、写真を取りこむ際の手順が良くなかったから起きたものである。

iPadは初期設定がややこしい。予め別のパソコンでiTunesというソフトウエアをダウンロードし、そのパソコンとiPadをつないでiPadの初期設定を行う仕組みである。iPadは無線LANに接続して使うようになっている。女房のiPadを購入後に初期設定を行ったときは何も問題なかったが、トラブってからリセットし、再設定を行おうとしたら無線LAN親機のパスワードを要求してきた。そのパスワードはそもそも何なのか、どのように入手すればよいのか初め判らなかった。無線LAN親機のメーカーのホームページになにか情報がないか調べてみた。結局分かったことは、その親機に表示されているKeyがそのパスワードであることがわかった。それを入力してみたら元どおりインターネットにアクセスできるようなった。しかしメールができない。この問題も結局メールアドレスを変えて新しいメールアドレスで設定を試みたらようやくiPadメールも再開できるようになった。

iPadメールでも複数の写真を送ることができるが、写真などを貼付ファイルを送る場合、通常のパソコンのメールに添付するやり方の方が簡単である。そこで女房用のメールアドレスを取得して女房のパソコンでそのメールができるように設定した。このような作業には結構時間が取られる。女房は「iPadを電気店に持って行ってメールができるようにしてもらったら?」と言うが、「何事も苦労しながら自分でやってみなければ進歩はないよ」と言って根を詰めてトラブルの解決に取り組んだ。そのおかげで75歳を過ぎた男もiPadの初期設定など技術的なことに詳しくなった。

 よく頂くのであるが、昨日も近所の方から釣ったばかりのイサキという魚を6匹も頂いた。台所の流しで先ほど研いだばかりの包丁を使ってそのイサキを裁いた。うろこを落とし、腹を割いてはらわたを出し、表面に包丁の刻み傷をつけ、水分を拭き取りごく少量の食塩をその表面にこすり付けてラップに包んで保存する。卵は女房がしょうゆ味で煮た。今日の昼食のおかずは頂いた魚の塩焼きである。塩焼きといっても塩分摂取量を少なくしているので塩は昨夜裁いた後まぶした少量の塩だけである。それだけでは味が薄いので塩分の少ない醤油をかけて食べる。頂いたイサキは卵もちで大きかったので、一匹食べれば十分である。

 午後は久しぶりスポーツセンターに行き汗を流した。昨日・今日と平凡なしかし結構忙しい週末を過ごした。明日からは再び万葉集に取り組もうと思う。奥入瀬で撮って来た渓流の写真を元に、水彩画も描いてみようと思う。後期高齢者の医療費負担が3割という通知が来た。今まで1割だったが急に3割になった。それでも申請すれば1割になる可能性がある。この申請作業も期限内にしなければならない。

息子たちは明日から又仕事で忙しいが、彼ら現役世代に支えられて、こうして「毎日が日曜日」のような暮らしができている。このことを感謝しながら、「あの世」に向かってひたすら歩いている。あるきっかけでフェイスブクもツイッターも、ある匿名ブログで盛んに行っていた政治的意見の投稿も止めてしまったらパソコンに向かう時間も大幅に減った。世の中の動きも男がここ数年間憂え続けてきた状況から脱しつつある。この部分での男の役割はもう終わった。フェイスブックの友達に挨拶の言葉も残さず、黙ってフェイスブックから退いてしまったが・・。