2009年8月31日月曜日
2009年8月30日日曜日
同じアメリカ人で、17歳の時来日し、1982年に万葉集を英訳し、日本語で執筆しているリービ英雄という人は、百済渡来人説(663年白村江敗戦時、4歳で日本に渡ってきたとする説)がある山上憶良を自分と重ね合わせて、巻5に出てくる894番の歌「神代欲理 云傳久良久 虚見通 倭國者 皇神能 伊都久志吉國 言霊能 佐吉播布國等 加多利継 伊比都賀比計理」が訓読されて「神代(かみよ)より言(い)ひ伝(つ)て来(こ)らくそらみつ大和(やまと)の国(くに)は皇神(すめらのかみ)の厳(いつく)しき国言霊(ことたま)の幸(さき)はふ国(くに)と 語(かた)り継(つ)ぎ言(い)ひ継がひけり」となっている歌に、非常に感動している。
2009年8月29日土曜日
2009年8月28日金曜日
2009年8月27日木曜日
2009年8月26日水曜日
さらに、朝鮮半島を支配していた中国の後漢が3世紀に滅亡した前後、やはり戦乱を逃れた当時の文明人たちが、日本書紀の記述だけでも何万人という規模でわが国に渡来してきており、7世紀、倭国(当時の日本)が百済を救おうとして白村江で大敗したときも百済から王族・貴族など知識や技術の高い人たちが、日本書紀の記述だけでも何千人という規模でわが国に渡来してきている。
1世代25年、一家族夫婦と子供2人として1000年も経てば子孫は計算上1兆人となるので、今の日本人の血の中にはそれら渡来人たちの血も天皇の血も含まれていることになるのだ。男は日本人はこのことを知って、心の中心を見失わぬようにしなければならないと思う。
2009年8月25日火曜日
2009年8月24日月曜日
2009年8月23日日曜日
2009年8月22日土曜日
2009年8月21日金曜日
皆年をとるのだ!(20090821)
このところ連日30数度の猛暑が続いている。男は家事などをしてびっしょり汗をかくので、一日に何度もシャワーを浴びてシャツなどを取り換える。90歳の母は乾いた洗濯物をたたむなど自分のできることをして男に手伝っているが、屋内にいるのでエアコンを使わずにいても汗はかかないようである。
男は母に「お風呂に入る?」と聞くと母は「ちょっと入ろうかな」と言う。男は母が元気に見えるし、風呂に入れるのは初めてのこともあって母の体温を測ることを忘れていた。本来なら血圧も測らなければならなかったのであるがそれも忘れていた。男は太陽光温水器から熱湯をおろし水道水と混ぜ温度を調節して40℃にして母に入浴させた。母は腰椎の一つを圧迫骨折しているので腰が曲がっている。「髪を洗う?」と聞くと「いや、今日は洗わない。」と言う。母は浴室に置いてある介護用の椅子に腰をかけ、湯舟から湯をすくって自分で体を洗っている。男が「湯舟の中で体を洗えばよい」と言うと母は「そうしよう」と言って湯舟の中に入り、自分で体を洗った。ヘルパーさんは本来正式な仕事ではないが、週2回の訪問介護で食事作りの援助をしながら母の入浴を‘見守って’くれている。母は風呂から上がってきて大変気持ちよさそうであった。
男もいずれそのような状態になるのであろうと思うが、母が入浴後浴槽の湯を抜いた後、浴槽の底にざらざらしたものが沢山残っていた。同じようなことを先日妹も言っていた。年寄りは皮膚からふけのような残滓が沢山出るものらしい。浴槽を洗浄しないとそのままでは浴室を使う気にはなれないので、男は先日妹がしたように浴槽と床面を備え付けの清掃用具で綺麗に洗浄した。
電話で女房にそのことを話したらヘルパーとして年寄りの世話をしている経験から、「そうよ。○○さんの家の嫁が‘おばあちゃん、お風呂から上がる時には掃除しておいて下さいね’と言ったとそのおばあちゃんが怒っていた。その嫁の気持ちはよく分かるわ。」と言っていた。そして、「私たちもいずれそのように汚くなるのだから、いつも綺麗でいるように心がけようね。」と言う。男もそのとおりに心がけて行かなければならないと思う。
テレビのコマーシャル番組である有名女優がご主人とよくアメリカ旅行を楽しみ、セレブ専用のような店でネイルケアをしたり、買い物をしたりする優雅で贅沢な生活ぶりを紹介していた。男は多少不愉快に思った。世の中には女性たちを羨ましがらせ、欲望を掻き立てさせる商業主義を何とも思わず、むしろそれを煽る馬鹿が多いのだ。先の戦後の日本人はみなアメリカの文化に毒されている。和服が似合う質素で慎ましやかな女性こそ最も美しいのだ。日本人は2000年の間に培われてきた日本の文化の良さを再認識すべきである。
70代前後と思われるその女優もセレブであることをさりげなく誇り、優越感を抱いているように見える。彼女も今いくら自分の美しさを誇っていても、いずれ男の母のようになるのだが・・。しかし、男がそのようなことを思わなくても、その聡明な女優自身もそう思っていることであろう。今精一杯自分を輝かせようとしているだけに違いない。