2009年8月29日土曜日

大麻・MDMA・覚せい剤(20090829)

最近毎日のように大麻に関することが報道されている。自宅でこっそり大麻を栽培していたり、山中の人目につかないところで大麻を栽培していたり、大学生の間で大麻や覚せい剤やMDMAが広まっていたりして、じわじわと日本国内に社会的不安が押し寄せてくる感じである。悪い芽は小さいうちに摘み取ってしまわなければならない。警察にはご苦労であるが、ここは是非頑張って徹底的に取り締まってほしいと男は願う。
国の安全や社会の安全のためには、身の危険も顧みず与えられた任務を遂行してくれる人たちが必要である。民主党は国家公務員の人件費を2割減らすようなことを言っているがとんでもないことである。勿論、無駄な部分はよく探せばあるであろう。どこをどのように探し、どこには人数を増やす、と言った具体的なアイデアがない。
今日の自民党の新聞紙面1ページを使った広報には、さすがに第一番目に「誇りと信頼ある国家を目指す」とある。しかし男が気に入らないのは「国家公務員8万人削減」を「国のしくみ」の中で唱っていることである。「一般大衆」に聞こえのよい言葉であることは明白である。麻薬など社会の安全・安心に関わることをどう考えているのか!
男が言う‘無知な’一般大衆は、安全や安心は金をかけずにできると思っている。先般NHK番組の<日本のこれから「“核の時代”とどう向き合うか?」>(このブログ非核三原則(20090817)参照)で、「核の持ち込みには反対である」という人たちの凡そ半数が「アメリカの核の傘は必要」と言い、おそらくそのように答えた人たちの中には「アメリカへの思いやり予算は不必要である」と考えているのであろう。
マスコミが軽々しく‘公務員たたき’という言葉を使い、責任ある政党が‘無知な’一般大衆の耳に快い言葉を使うことをたしなめようともせず、‘公務員削減’と声高に叫ぶ。「公務員をよく使いこなす」とか「霞が関の抵抗は強い」と言う。ある党は公然と現状は‘官僚内閣制度’であると、官僚に敵意を向ける。男は、中央官庁の官僚たちに励ましの言葉を贈りたい。「叩かれ叩かれても、国のため、社会のために黙々と働いて下さい」、と。
勿論、男は天下りの実態のことは大体想像がついている。一部の官僚たちは清貧に甘んじようとせず、富を手にしようとうごめくき、そこそこの社会的地位と報酬を求めて自ら立ち上げた‘公益法人’の役職に天下りしている。元自民党議員秘書などが、そのような‘公益法人’の実働部隊である会社を作り、‘公益法人’から丸投げの事業を請け負っている。その会社の社長は、‘公益法人’のトップではないが、その‘公益法人’でそこそこの役職に就いている。その‘公益法人’の職員はプロパーもいるが、利益につながる企業からの派遣者もいる。しかし表向き、立派な組織活動が行われている。
その会社に奉仕すれば国からの金が流れてくるため、その会社に社員を‘出向’させ、その社員の給与は自ら払う会社がある。その会社は、直接つながりはないが間接的につながっている上部機関である‘公益法人’に求められて寄付もしている。
そのような実態は内部告発でもない限り外部に漏れることはない。このような政官業の癒着の構造に対してジャーナリズムはなかなかメスを入れることもできないでいる。
民主党のマニフェストには金の裏付けはともかくとして、外交・防衛の面でかなり具体的・現実的なことが書かれている。男は民主党圧勝ムードの中、国の安全保障という視点で、また世代交代で変わる自民党に期待して、自民党に投票するつもりである。

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