2009年8月19日水曜日

YouTube20090819

 男はYouTubeも楽しんでいる。お気に入り登録や再生回数の多い動画の上から2番目とか3番目に民主党の鹿児島県国分支部の大会会場で日本国旗が切り刻まれて民主党のシンボルマークが作られて掲げられているのが出ている。小沢一郎氏も応援弁士として名前が出ている。昨日の党首討論会で麻生首相がそのことを暴露したこともトップの方に出ている。
男ははっきり言って理想論ばかり言い、静かな革命を目指すやり方は嫌いである。男には嘘が丸見えだからである。しかし革命的に政権を取ろうとすることはやむを得ないのかなとも思う。男は改革は好きであるが革命は嫌いである。

 民主党は政権交代を革命と位置付けているのであろう。鳩山代表は「もしマニフェストが実現できなかった場合は責任を取る」と、早逃げ道を作っている。鳩山代表は自らの思想信条に封印をして、ともかく政権を取ることを最優先にしているように見える。多くの民主党員もそのような同じ気持ちでいるのであろう。天下国家の大義のためには、一般大衆に対して嘘をつくこともやむを得ないと考えているのではないかと男は疑う。

 民主党の中にはいろいろな分派があって、恐らく今は猫を被っているが本来なら○○党に入党した方が良い人物も結構多いであろう。あの国旗切り刻みをやらかした人物はそのような連中かもしれない。国旗掲揚・国歌斉唱の時に起立して敬意を表しない一部の日教組の教員と同じ考え方をしている連中が民主党の中にもいるのであろう。

 男の竹馬の友は、今回の選挙では民主党に投票するとはっきり宣言した。その理由は自民党は官僚政治を断ち切ることができないからだという。自民党も民主党も官僚の数を減らすという。男にはどちらも一般大衆におもねって人気とりを図っているように見える。官僚の数を減らしてどういうメリットがあるのだろうか?デメリットについて考えた上で数を減らすと言っているのであろうか?官僚組織がしっかりしていないと国は弱体化する。平安時代の400年間は名もない官人組織がしっかり機能していたから続いたのだ。その官人組織をよく機能させる有能な貴族がいたから続いたのだ。

 悪辣な元官僚はいるが一般大衆におもねって官僚たたきをするのは良くない。もし男が中央官庁の官僚ならば、敢然とそのような政治家たちと戦うであろう。今の時代、メディアを利用すれば程度の低い政治家たちを相手に戦うことは左程難しいことではないと思う。

 男はYouTubeやホームページなどで候補者の思想信条やその人となりを見極めたいと思う。今回の選挙は前評判通り民主党が勝つとは限らないと思う。おそらく選挙後、不安定な政治情勢が続き、その過程で思想信条を同じくする政治家が結集し、新たな政党が生まれるのではないかと思う。

 政治資金はインターネットで一般国民から集めるようになるとよい。男は自分の選挙区とは無関係に、思想信条や人となりに共鳴できる政治家に‘貧者の一灯’を贈りたいと思う。日本は変わるであろう。老若男女がネットを通じて個々の政治家の思想信条・人となりを知るようになれば、男が懸念しているような「(海軍反省会の)やましき沈黙」は無くなるはずだ。男はそのことに期待をかけている。