2009年8月11日火曜日

ハンディな録音機(20090811)

男はオーディオのファイル変換について苦労していた。というのは、男は吟詠のブログを出しているのでるがせっかく録音したものを聴いてみるとプルルというような余計な雑音が混じっていたからである。ファイル形式はMP3である。録音機はS社製の旧式のものであるが、AM/FMラジオ録音ができてパソコン接続対応の機械である。これは男が女房にプレゼントしたものである。女房が放送大学で勉強する時、145分の講義を15回まで、タイマー録音ができる優れものである。ただし録音操作は男が手伝ってやっていたが・・・。
男はこれを吟詠の録音に使いブログに載せていた。男はMP3という形式がどういうものか知らないまま録音したものをブログに載せるとプレイヤーのサムネイルが表示されて、そのサムネイルの再生ボタンをクリックすると音が流れる。雑音混入だけが問題であった。録音する時マイクの位置を変えてみたり、反射音がはいらないようにいろいろやってみたり、マイクを変えてみたりしたが、音質の悪さは改善できなかった。
別の録音機に変えてみようと思い新横浜駅ビルに入っている家電量販店のアーディコーナーに立ち寄って店員に「圧縮雑音が出ないものが欲しい。」などといろいろ技術的なことを聞いた。その店員は「SP社製のように知られていませんがこの録音機が一番良いですよ。私は小説を書いていますが、その作業の時これを使っています。」と言う。誠実そうな好感のもてる好青年である。男はその店員が勧めてくれたものを買うことにした。すると女房が「私が買ってあなたにプレゼントする」と言って代金を支払ってくれた。
家に帰って早速その録音機を試した。再選音も非常に明瞭でプルルというような雑音は入らない。録音機能も優れている。ところが出力形式がWMAというもので、録音したものをブログに載せると今まで入っていたサムネイルが表示されない。MP3という拡張子でないと駄目らしい。インターネットでいろいろ調べてみるとMP3に比べWMA形式には良いところがあまりないらしい。調べてみるとWMAからMP3に変換する方法がいろいろあり、インターネットで入手できるソフトを使うのが最も良いことが分かった。
店員のアドバイスで無料ソフトでできるらしいことが分かったので、インターネットで探してみた。オーディオコンバーターというソフトをダウンロードして使ってみたら店員の言う通り非常に簡単にWMAからMP3に変換することができた。ところが再生してみると一定間隔で女性のある言葉が入る。そのソフトは英国で作られたもので、使用権を得ないとその言葉が消えないようになっていた。結局、そのソフト会社のソフト全てを無料で使用することができる権利を得るため、インターネットで6000円近くの料金を支払った。これは安い買い物であったと思う。男は今後映像も含むマルチメディアを自由自在に使いこなす能力を身につけることができるようになったのだ。女房に「やっと出来たよ!」と言ったら、「そう? 良かったね。」と喜んでくれた。
これからは男のブログに変な雑音が混じらない奇麗な吟詠の音声を載せることができる。下手な吟詠ではあるが・・・。

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