2010年4月30日金曜日

ブッダ『感興のことば』を学ぶ(41) (20100430)

 男はウオーキングを兼ねて女房とトレッサ横浜というモールに行った。そこは以前トヨタの工場など関連施設があったところである。道路を挟んで北側と南側に複合の3階建ての商業施設があり、食料品、衣料品、スポーツ用品、自動車など色々な店がある。レストラン街もある。今日(29日)は連休初日ということもあって非常に賑わっていた。

 いつもコーヒーを買う店では長蛇と言いたくなるほど人が列を作って並んでいる。並んでいる客は、入り口でサービスされる一杯のコーヒーである。客が並んでいないときは男も入り口でコーヒーのサービスを受けるのであるが、今日はやめた。

 食料品を売っている大型スーパーの店に入った。そこで売っているかもしれないコーヒーで京都で焙煎・調合されたというものを買うためである。そのコーヒーはあった。先日女房が友達と皇居を散策したときその友達が用意して持て来たコーヒーがとてもうまかったというコーヒーである。その友達の話したとおり値段は上中下と三段階あって、上の部類でも200gが578円である。

 客が一杯のコーヒーのサービスを受けるため並んでいる店では上等なものは800円以上もする。値段相応に確かに香りも味も良いコーヒーである。今日買ったコーヒーがどれほど美味しいかどうかまだ味わっていないが、もし800円以上もするコーヒーと比べてこっちの方が美味しかったら、今後はこの安いほうのコーヒーに切り替えることにする。こちらのコーヒーは有機珈琲と銘うっていて、南米各国の有機栽培のコーヒーがブレンドされているものである。まだ瓶の中には前のものが残っているのでそれを使い終わったらこちらのコーヒーを味わうことにする。多分、このコーヒーは美味しいだろう。楽しみである。

 そのスーパーで果物など買って北棟にある書店に立ち寄り高校の化学の参考書を買った。何で今頃高校の化学の参考書など買うのかと思う人もいるだろう。これは今分子生物学の勉強をしているので、その勉強のため必要であるからである。分子生物学を勉強してゆくうちに、あらゆる生物は化学式で示される構造になっていて、ミクロの世界でいろいろな工場や工程があることが分かった。人間の精神の働きも例えば脳内物質β―エンドルフィンなどは体の中でタンパク質から作られる物質の働きによるものである。その物質の最も小さい粒子の一つは電子である。お釈迦様が説かれる「あの世」には電子のレベル、あるいはそれ以下の量子のレベルで何か関連はないのだろうか?4次元を超える世界とのつながりで「あの世」を説明できないのか?シロウトとしてあれこれ(人に言わせれば「つまらんこと」)考えたいと思って哲学のブログ「現代の自然観と仏教」を開設している。

 ブログ「吟詠」に斎藤茂吉の短歌「あかあかと」を出した。その記事の中に「あの世」の存在を信じる人は幸せである、と書いた。

ブッダ「感興のことば」第10章続き;

4 尊敬さるべき真人たちに対する信仰を財とし、安らぎに至るための教えを聞こうと願うならば、聡明な人は(ついには)いろいろのことについて明らかな智慧を得る。