2010年10月30日土曜日

風邪を引かない方法(20101030)


  徐々に気温が下がって来ている。男は昨年101歳になられたあるお方に東洋医学の健康法を教わった。それを極力実行している。お陰で体調は良い。時々「100回噛む」ことを忘れ、時々「口が卑しくて食べすぎたり」して胃を壊すことがある。しかしそれで懲りて最近はそんなことが無いように心がけている。起床時の日課はもう何か月も継続している。食事と運動は体調維持の基本である。それも3カ月ぐらい継続しないと効果が出ない。

  男は起床時ベッドの中で次の運動をしている。この運動のため勿論寝具は足の方にずらして運動をしやすくしている。その運動のやり方は次のとおりである。

  先ず爪を揉む。但し薬指の爪だけは揉まない。101歳のお方からはそのことは教えられなかったが、老人はインターネットである医者が、薬指は交感神経に関係があるので揉まない、と書いてあったのでその通りにしているだけである。本当は薬指を揉んでも構わないのであろうが、男は副交感神経だけを刺激することにしている。

  揉み方は爪の両端を挟んで「イチ、ニイ、サン」と3回揉む。合計8本の爪の両端をそのように拍子をとりながら揉む。次に両手の指先を真っ直ぐ平行に合わせ、同様に「イチ、ニイ、サーン」と強く押す。その間、呼吸を整える。

  次に額から息を吸い、足の裏で吐くことを意識しながら、実際は鼻で息を吸い、吸った息が気道を通って肺に貯まることを意識する。肺にちょっとの時間息を貯め、次に肺から脚、つま先へと貯めた息が流れることを意識しながら、出来るだけ細く、長く吐き続ける。脚はベッドから10センチぐらい浮かす。そのとき足のつま先や足の裏から吐くように神経を集中させる。吐いて吐いて吐きまくると足先が温まる感じがしてくる。息も上がる。

    そこで次に爪もみをしながら呼吸を整える。両足の裏を合わせて脚を開き、膝をぺたっとベッドに付ける。次に腰を浮かし、お尻の穴を絞り、息を吸い脚を閉じながら陰部を上に突き出すように上げ、次に息を吐き脚を開きながら下げる。その動作を3度ぐらい行う。これで精力が漲る感じがしてくる。そして再び額から吸い、足で吐く動作を行う。この一連の動作を3回繰り返す。

  次に左腕を伸ばし、右腕でそれを抑え、左足を伸ばした右足の上にくの字に組み、首を左に向けて身体を捻る。次に逆側を同様に行う。これを3回繰り返す。

  その動作を終えた後四つん這いになる。先ず右手と左足を伸ばし、十分伸ばして背中や腰の筋肉を鍛える。次に逆側を同様に行う。この動作を3回くり返す。次に腕立て伏せを10回行う。これは早く、深く行う。たまにゆっくり、緊張を持続させながら行う。

  最後に起き上って運動具を使い腕、腹筋、背筋などを無理のない程度に簡単に鍛える。握力を鍛える道具で10回ほど握力も鍛える。これで起床時の運動は終わる。次に水をコップ1杯飲む。シャワーを浴びて背中や胸の皮脂を洗い流し、洗顔する。

    つま先や足の裏から「気」が出るイメージを持つことや、上記のことは男が独自に編み出した方法である。101歳のお方は爪揉みと額で吸って足で吐くことだけ教えてくれた。後は自己流である。しかしこれが非常に良い。体温が上がり、免疫力が上がり、風邪を引かず、気温が低くても薄着で過ごせる。男の妻も自分なりに適度に行ってくれている。