2011年4月5日火曜日

オカルト的と言われるかもしれないが・・(20110405)

 大阪のO氏が「俺にも言わせろ!」とブログで叫んでいる。今日の記事のタイトルは「死者0人 明治の教訓 15メートル堤防が村を守る(伝承が日本の根底と知るべし)」である。

 日本は、古来「神の国」である。ここでいう「神」とは、キリスト教やイスラム教など一神教の「神」ではない。『古事記』には、高天原に成った「神」は三柱(みはしら)の獨神(ひとりかみ)である。次々に神々が成り、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)二神が天つ神(あまつかみ)の命(みこと)により、淤能碁呂島(おのごろじま)という島を成した。

 イザナギがイザナミに「汝(な)が身は如何に成れる。」と問うたら、イザナミは、「吾が身は、成り成りて成り合わざる處(ところ)一處(ひとところ)あり。」と答えた。するとイザナギが「我が身は、成り成りて成り餘れる處一處あり。故(かれ)、この吾が身の成り餘れる處をもちて、身の成り合わざる處にさし塞(ふさ)ぎて、國土(くに)生み成さむと以爲(おも)ふ。生むこと奈何(いかに)。」と言った。するとイザナミは「然善(しかよ)けむ。」と答えた。

 このようにして「みとのまぐはひ」をして、この日本の島々ができた。そして多くの神々を生成した。これが、われわれ日本の国土と日本人である。

 この日本列島に我々の先祖が住みついて、今日まで伝承してきたことを有難く思い、先祖を敬う気持ちを決して忘れてはならない。天皇は、我々日本人の中心である。

 先の大戦で、国の為尊い命を捧げられた310万人の軍人・軍属の御霊は靖国神社に祀られている。伊勢神宮、明治神宮、宇佐神宮、出雲大社などなど、我々の先祖や国の為命を捧げた方々が祀られている神社に詣で、今ある感謝の気持ちを決して忘れてはならない。今、我々が試練を受けながらも、こうして存在しているのは、今、この世にはいない、我々の先祖や国の為命を捧げた方々のお陰である。過去世は現世に、現世は来世につながっている。仏教は、そのことを教えている。

 今、この国は、余りにも過酷な試練に遭っている。「明治以降戦前の日本人は悪いことをした」と一般大衆を扇動してきた政治家や学者らを、厳しく批判しなければならない。

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