2011年4月9日土曜日

靖国神社と菅首相(20110409)

 今年は桜の開花が数日遅れたが、今、九段の桜は満開である。今年は東日本大震災のため花見は自粛されているが、それでも九段には平日であっても人出が多い。靖国神社には平日にもかかわらず観光バスなどで非常に多くの人びとが参拝に訪れてきている。

 この神社には、吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作、中岡慎太郎、武市半平太、橋本左内、大村益次郎など幕末の志士はもとより、戊辰戦争、佐賀の乱、西南戦争という内戦を経て、近代日本の出発点となった明治維新の大事業遂行のために命を落とされた方々、そして列強のアジア侵食をなんとしてでも食い止めようと必死に戦った日清戦争、日露戦争において、戦場で散った兵士たちの御霊が祀られている。

この神社には、東南アジアを欧米の植民地から解放するため戦った大東亜戦争の戦場で斃れた兵士たち、従軍・救護看護婦や女子学生、学徒動員された軍需工場で亡くなられた学徒など、軍属・文官・民間の方々、また当時日本人の兵士として戦い斃れた台湾や朝鮮半島出身の数万の方々の御霊が祀られている。

この神社には、沖縄戦でのひめゆり学徒隊、白梅学徒隊等の7つの女学校の生徒、南樺太で最後まで残って任務を全うした上で、迫り来るソ連軍の前に最早これまでと他の局に自決を告げて自決した真岡郵便電信局事件の9人の乙女らが祀られている。なお、女性で最初に祀られたのは、戊辰戦争の南部・秋田戦線で斃れた山城ミヨという人である。

この神社には、学徒動員中に軍需工場で爆死した学徒や、輸送船「対馬丸」で沖縄から鹿児島への学童疎開中に敵潜水艦により撃沈され死んだ小学校児童達も祀られている。

終戦後65万人の軍人・軍属・学生らが、当時のソ連軍により強制的に極寒のシベリアに送り込まれ、劣悪の環境下で奴隷のように重労働に使役された。そのうち6万人が抑留中死んだ。靖国神社には、それら無念の思いで逝った方々の御霊が祀られている。

この神社には、日本が大東亜(解放)戦争に敗れた結果、戦勝国側の論理によって無理やりA級戦犯およびBC級戦犯とされて刑死した者が、昭和殉難者として祀られている。

この神社に隣接して、この神社に祀られている英霊の真心や事績を後世に伝えるため、「遊就館」という施設がある。ここには、特攻隊で散った非常に多くの方々の写真や遺書などが展示されている。特攻隊生き残りの方々の証言、特攻隊員と接した沖縄の老婆や、当時日本の統治下で暮らした台湾の人びとの証言が映像で紹介されている。反日的な識者や教師らが、「日本人は悪いことをした」と日本の過去を否定するようなことを言って、人びとを洗脳しようと躍起になっているが、ここでは冷静に事実のみが伝えられている。

一方、中国には社会党の馬鹿な日本人が総評から金を出させ、馬鹿な日本人が設計した南京大虐殺記念館(中国では「南京大虐殺紀念館」)がある。そこでは、シナ人が同じシナ人の耳や鼻を削いだ残虐行為を、日本兵が行ったと全く偽の写真を作り、当時の南京市の人口よりも多い30万人を日本兵が殺したと宣伝している。

その南京大虐殺記念館を、平成6年の当時の菅直人民主党幹事長が訪れ、中国に謝罪し、当時の小泉首相の靖国神社参拝を批判した。菅首相も反日的識者に洗脳され、自虐史観を持っていたのだ。今、この国の危機の時、菅首相には是非靖国神社に参拝して頂きたい!

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