2011年4月1日金曜日

福島から避難された方々 (20110401)

 大津波による災害と福島第一原子力発電所被災事故に関連して、我が家の近くにも被災者が2家族引っ越してきた。大津波でおばあちゃんと孫が犠牲になり、葬式を済ませたという。その方は福島第一原子力発電所から南30キロのところにあった家も墓も何もかも、跡形もなく波にさらわれてしまったという。

 大津波や発電所の事故で避難を余儀なくされた方々は、住みなれた町から離れ、長期間避難生活を送らなければならない。その方々の身になって、その辛さを想像しよう。

 放射能汚染の拡大を食い止められるかどうか見通しが立たない。世界中が固唾をのんで見守っている。現場作業者たちの士気を失わせるようなことが決してあってはならない。

 日本がこのような状況にある最中、ロシアは我が国を領空侵犯し、わが戦闘機が実弾を装備して緊急発進し、ロシア空軍機を追い払った。また、東シナ海では中国の軍用ヘリコプターがわが護衛艦(‘駆逐艦’と言う)に接近した。また、韓国は竹島の実効支配を強化し、歴史をねつ造して「独島(竹島)は歴史的にみても韓国の領土である」と言っている。
 アメリカ海兵隊は、陸上自衛隊(‘国防陸軍’と言う)の要請を受けて、ある高校の体育館の汚泥除去作業を一緒に行ってくれた。また、福島第一原発の放射能抑え込みのため、アメリカ海兵隊の専門チームが一個中隊規模で福島に来てくれる。中国やロシアにすり寄り、アメリカを遠ざけようとした政治家たちは、今、何を考えているのか?

 今、このような状況にあるこの国で、すでに支持が非常に低くなっている民主党・国民新党だけで未曾有の危機を乗り越えようとすることを、国民は大変不満に思っている。何故、党派の垣根を越えて全党結束して国難に対処できないのかと思っている。

 菅首相の過去の言動は棚にあげよう。今この危機にある時、内閣総理大臣の重職にある菅直人氏を立てて、全国民一致団結して、この国難を乗り越えなければならない。それが、国民の総意である。そして一日も早く、この憂鬱な状況から脱したいと誰もが思っている。

 民主党は、マニフェストにこだわるな! 自民党・公明党など野党が受け入れることができるところまで、当面の実施目標を下げよ! さもないとこの国は絶望的になる。国民の不満は一挙に爆発するかもしれない。

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