2011年6月20日月曜日

思い出の写真の保存について(20110620)

 ITへの関わり方について、男は同年代の男性諸君を見ると、「俺はそう遅れてはいないが正規分布曲線の中央の山を越したところよりは少しばかり先を行っているのかな」と思う。男は自分の手の大きさに比してちょっと小さくてキーボードタッチで誤字をたたきやすいという問題はあるが、Windows7のノートパソコンを常用し、九州に帰るときもそれを携行している。九州の家ではADSLを引き、バックアップのため別のXPのノートパソコンを使うようにしている。こちらではこのたび女房専用にした最大サイズのVistaのノートパソコンをバックアップ兼用にしている。それにはこれまで男が使っていたハードディスクも接続し、今後は写真専用にした。男自身は自宅にいる時も旅行するときもデータのバックアップ用にポケットサイズのハードディスクを使用している。

 データのバックアップは重要であり、男は、量的制約はあるがノートン360でもバックアップを自動的にとれるようにしている。そのほか、ブログの記事はハードディスクとMOにも保存している。写真は一部をPicasa3でウエブ上に保存しているほか、ハードディスクとCDに保存している。ノートン360はダウンロードで購入し、パソコン3台まで同じ注文番号で使用できるので丁度3台にインストールして使っている。

 男は女房のパソコンのデスクトップ上に、これまで行楽や旅行や散策など撮ってきた花の写真やちょっと思い出のあるスナップ写真を保存している。それは年代別のフォルダーに入れてあるので画面がアイコンで埋まってしまうことはない。写真の中にはデジカメが出始めたころ、子供たちから還暦の祝いに贈ってくれたソニーの箱型の、写真の保存はフロッピーディスク上に行うカメラで撮った沖縄・南西諸島旅行時の写真も入れてある。

 女房は花が大好きである。何年も前、自分のカメラで撮った花の写真をパソコン画面上に開いて鑑賞し、「とても綺麗だ」と喜んでいる。花を観、花の写真を撮り、パソコン上に保存したものを自分で開いてみて鑑賞し、心を癒している。男はパソコン初心者の女房に、女房が少なくとも自分が見に行きたい花がある場所までのアクセス情報や、自分が撮った花の写真を後で見て余韻を楽しむことが自分の能力で出来るようにしてやった。パソコンが性能優先で動作するように設定も行っておいた。

 楽しい思い出は沢山残し、後でそれを振り返ることが出来るようにしておくのが良い。もし将来病床に臥すようなことがあるときでも、今の時代、手元で自動的に画面が変わる写真を見ることができる。男が女房のパソコン上に年代別に名前を付けて保存した非常に沢山の写真集も、病の床で見ることができる。いちいち簿冊になったアルバムを開く必要はない。データや写真がコンピュータやウエブ上保存されていれば、何時でも何処にいてもそのデータや写真を取り出して見ることができる。

 この度の大震災で思い出の記録を流され、失ってしまった人が非常に多い。想像するだけでもとても悲しいことである。もしコンピュータやウエブ上に思い出の記録が保存されているならば、その深い悲しみは多少慰められることだろう。

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