2012年8月5日日曜日


厄介な隣国(20120805)

 東アジアで日中韓三国の間に非友好的な状態がある。この不安定な状態は解消されないものなのだろうか? それともお互いの国民同士、お互い知恵を出し合えば解消される道が開けるのだろうか? この三国のぞれぞれの国民の中に過激な、急進的な愛国者たちが存在していて、穏健な人たちの眉を曇らせている。

この三国のそれぞれの国家がそれぞれの国民に対して愛国心を鼓舞する教育を行うのは国家として当然の行為であるが、日本側からみて許容しがたい内容の愛国教育が行われていることや、日本を貶めるような工作が行われているに対しては、多くの日本国民はいら立ちを覚えている。物事はその中に含まれている矛盾が膨らんで、許容の範囲を超えるとその矛盾を解消しようとして爆発が起きるものである。もう限界に近いのではないか?

 北方領土や竹島や尖閣を含む南西諸島を含む日本の領土を結ぶ線は、シナ(中国)・韓国・ロシアにとっても国益を確保しようとする線である。日中韓露各国家同士、その線を最前線として睨み合っておいる。個々の国民同士は仲良くしたいと思っていても、国家同士は対立しあう。すべての生き物がそれぞれ生き残ろうとして努力し、進化しているように、国家も生き残ろうとして努力し、進化する。国家をそのように捉えるべきである。

 シナ(中国)はありもしない南京事件をさもあるように主張し、鄧小平国家主席時代に建設された南京虐殺記念館なるものを反日教育に利用している。それだけではない。シナ(中国)や台湾が尖閣列島(彼らの言う「魚釣島」)を確保するにためはまず沖縄を確保する必要があるというメッセージをシナ(中国)・台湾の国民に向けて発信している。

韓国は竹島を不法占拠した上、竹島は韓国領土であると幼稚園の時から教え込んでいる。さらに日本海を「東海」と言い、有りもしなかった強制連行による従軍慰安婦が行われたと宣伝し従軍慰安婦像を日本大使館前や世界各地に建て、アメリカの公立学校の教科書にこれらのことを記述させようとし、既にそのとおりに進んでいる。その上、剣道・茶道・華道など日本の伝統文化の起源が韓国にあるかのように宣伝しまくっている。

シナ(中国)や韓国のそれぞれの国家によるこれらの行為は、それぞれの国家としての生き残りを目指す行為である。しかし日本にとって迷惑この上もない行為である。