2012年8月3日金曜日


沖縄・尖閣・八重山各列島の防衛(20120803)

 中国は公式には「チャイナ(China)」であり、一人の日本人としてその「チャイナ(China)」のことをわざわざ「中華」の国の略称である「中国」と呼ぶのは癪にさわるからこのブログでは中国のことをわざわざ「シナ(中国)」と言っている。シナ(中国)人自身が自分の国を世界の中心の最も尊い国「中華の国」というのは、日本人が例えば日本という国名を旧称に戻し「大日本帝国」と呼ぶのと同様、それぞれの国の勝手である。「中国」という呼び名は1930年に日本が認めたらしいが、ロシア・ドイツ・フランス・オランダ等と同様、漢字を使わずカタカナで「シナ」と呼ぶようにすべきである。そのほうがすっきりする。シナ(中国)の一部の人々が、日本のことを未だに「倭」と呼び、「小日本」と言っているのに、日本人が礼儀をもってわざわざ「中国」と呼んでやる必要はない。そう思う日本人は少なくないであろう。

そのシナ(中国)は、人民日報で次の趣旨のことを言っているという。即ち「魚釣島(尖閣列島)を取り戻すには、元々シナ(中国)の領土であった沖縄列島を日本から奪い返すことが先である」と。日本の「領土」である尖閣で先ず「紛争」を起こし、「領土問題」を「外交問題」に変えて行こうとする戦略が垣間見える。島国で平和に暮らしてきた日本人はお人好しもいいところである。日本の外交・防衛力が試される時が来ている。

以下その事実をジャーナリスト仲村 氏のブログから下記にそのまま引用する。翻訳は仲村 氏がブログに掲載しているものである。日本政府はこの事実を掌握している筈である。ただ、この事実はマスコミも取り上げず、一般国民にも知らされていない。尖閣列島を巡って正に激しい情報戦が行われているという事実を日本国民は認識すべきである。

 日本は、沖縄及び尖閣の防衛ひいては日本の防衛のために日米同盟を一層強化し、オスプレイの配置を進め、また原子力発電施設を将来完全廃止することを目指して努力するにしても、何らかの方法で日本の核武装能力の維持強化を継続しなければならない。

 シナ(中国)民族は4000年の昔と同じ体内遺伝子(DNA)のままではなく、混血を重ねている。しかしそのシナ民族(多分その一部)は、4000年の昔から強化してきた「体外遺伝子」ともいうべき精神があって、日本を未だに「倭」とか「小日本」と陰で言うほど「中華思想」を絶対捨てない人たちがいるということを日本国民は認識すべきである。


(日本語訳 仲村覚)
日中間にある魚釣島ゲーム問題 既に燃え上がり膠着しているようです。まさに今、魚釣問題は解き難い難題となっています。それにもかかわらず、ある学者が魚釣島の非の打ち所のない解決案を提出しました。琉球はまさに釣魚島解決の突破口です。ただ、琉球群島の帰属を解決すれば、釣魚島問題は必ず解決します。

そして、琉球群島と釣魚島はいったいどんな関係があるのか。第一列島線の重要な要素の一部分として琉球が如何に日米とアジアの重要な位置に存在しているのか。中国は一旦琉球群島の帰属を主張すれば、それは必ず日米の反発を引き起こします。
中国はどのように琉球のこのカードに勝つべきなのか?

国防大学戦略研究所所長金一南少将は、
人民日報ウエブサイトのインタビューにて「魚釣島問題において中国側はもっと大きな範囲から着手すべき」「琉球群島主権問題において譲歩は不可能である。」「琉球群島は中国の属地である。日本は引き上げるべきである。」

香港メディアの報道によれば、香港の学者張東氏も言及もありました。「魚釣島問題解決において琉球は正真正銘の突破口である。」「日本からみれば、釣魚島を失うことは小事である。」「但し、琉球を失うことは大事 琉球の主権を主張します。」「釣魚島を解決するひとつの中国の策略に成ることができます。」「まず最初に、現在日本は中国と魚釣島の話で争うことを要求します。」

「その唯一の正当な理由は、」「釣魚島は琉球群島に属するという事です。」「但し、もしこの琉球群島本体そのものが奪われれば、」「その上、国際法上成り立たなくなります。」「このように、この釣魚島は完全に議論の余地がなくなります。」