2012年8月28日火曜日


日韓関係の改善のために(8)(20120828)

 25日付の読売新聞に「中国、韓国との共闘模索」という見出しで、“北京の外交筋は「日本の侵略を受けたという点で、中国は韓国と価値観を共有できる。尖閣諸島を巡って日中関係が険悪化する中、中国は韓国と共闘する可能性もある」と指摘した。実際、胡政権は20109月の中国漁船衝突事件直後、日本と北方領土問題を抱えるロシアと、「歴史を捏造する試みを非難する」などとした共同声明を採択し、対日圧力とした経緯がある”と報じている。

 李氏朝鮮以前の朝鮮半島諸国でも李氏朝鮮の時も、朝鮮半島の一部又は全部はシナ(中国)の支配下にあり、その諸国の王は皇帝の臣下になって国の防衛はシナ(中国)に委ねていた。そういう歴史に鑑みると、韓国がシナ(中国)に刷り寄り、南北朝鮮統一を果たし、シナ(中国)・朝鮮が一体となって日本に立ち向かう可能性は十分考えられる。日本はそういう状況も考慮に入れて生き残る道を進まなければならない。

 シナ(中国)はもとより、韓国・北朝鮮も天皇を目の上のたんこぶのように見ている。日本に万世一系の天皇がいることを嫌っている。もし、仮に日本がEUのように日中韓共同体になったら、いずれ将来、天皇がいない日本になってしまうだろう。シナ(中国)は口先で仲間に入れた国の言語・文化等を尊重し、一国二制度を認めると言っていても、シナ(中国)の歴史を見ればわかるとおり、少数民族に漢語を強制し、自治区に多数の漢族の人びとを送りこんで混血を推進し、すでに満洲族の満洲は無くなってしまったように、またチベット自治区・新疆ウイグル自治区・内蒙古自治区などを無くそうとしているように、非常に長い時間をかけてシナ(中国)化してしまうだろう。それがシナ(中国)のやり方である。

シナ(中国)には、「中国民間保釣連合会(URL: http://www.cfdd.org.cn/html/news.html
という公式サイトに「琉球復国運動基本綱領」があり、その綱領の中に「琉球臨時憲法九条(URL:http://www.cfdd.org.cn/bbs/thread-69800-1-1.html」)」がある。その琉球臨時憲法九条には、「第四條: 琉球共和國由三個主要的州:奄米州, 沖繩州, 八重山州組成」とし、「第七條: 琉球共和國的語言有琉球語、漢語、日語三大語群」と書かれている。沖縄について先ずは「一国2制度」でゆく方針で、最終的にはすべてシナ(中国)化する考えである。

鳩山元首相・小沢元代表らや自民党谷垣総裁や加藤紘一氏らは東アジア共同体への道を推進しようとした。鳩山元首相は今でもその考えを変えていない。彼らは既に古い世代の人たちである。次の時代を担う20代・30代・40代の人たちには、日本及び東アジア諸国の歴史をよく学んでもらい、日本が生き残って行く正しい道を歩んで貰いたいと思う。