2012年11月8日木曜日


日韓関係の改善のために(80)「国名の自称と他称(20121108)

 この一連の記事の「」内のサブタイトルは、引用している呉善花著『韓国併合への道 完全版』の中のサブタイトルとは無関係である。日韓関係の改善を目指すには、先ず日本人自身が歴史の真実を知っておかなければならないという思いがあって、この本を引用しながら勉強しているものである。シナ(中国)も韓国も日本を侵略国と決めつけ、それぞれ自国民を政府に味方させるため、反日教育を盛んに行っている。歴史が示す通り、国民に間違った教育を行う国家は長続きしない。日本人は、人間の場合と同様、国家にも「性格」というものがあり、それは一生変わるものではないということを認識しなければならない。
国民に間違った教育を行っている国家は千年の間に滅びるだろう。しかし、国家を構成しているのはその国に先祖代々住んでいる人々である。国家体制が変わり新たな国家に生まれ変わっても、その本質的なものはなんら変わらない。従って国家の「性格」もその国が他の国に征服されてしまって元々の人々の血が薄くなってしまわない限り変わることはない。シナ(中国)が国内の自治区を次々支配し、その地区に漢族を流入させ、混血を促進し、言語も教育も漢族中心のものに変えて行こうとしているのはそのためである。
「一国二制度」はシナ(中国)の長い歴史のなかで、長くて何世紀か後に解消されてゆく運命にあると思う。シナ(中国)が、国策として、先ずは尖閣、次に沖縄・奄美・先島諸島を、先ずは「一国二制度」のもとに置き、何れはシナ(中国)の支配圏内に置こうと考えるのは、彼らの「中国」という観念から当然のことである。「中国」とは中華の国、自分たちが世界の中心であるという意味である。シナ(中国)政府は、意識を「中国」という二文字をもって、自国民に対し知らず知らずのうちに中華思想・中華の観念を植え付けている。それはシナ(中国)人の潜在意識となってその行動に現れる。(関連:①2012104日木曜日『日韓関係の改善のために(45)「何世紀も変わらぬシナ(中国)の国家戦略」(20121004)
http://hibikorejitaku.blogspot.jp/2012/10/20121004-30-1897-10-12-38-1905-43-1910.html  関連②2012915日土曜日『人民解放軍将官10人、釣魚島について共同声明を発表(20120915)(緊急投稿)』
これに対抗して、日本も戦後そう呼んできた「中国」という尊称を、国会決議をして「シナ」とカタカナ読みすることを宣言すべきである。また、日本は国会決議をもって「大日本帝国」を復活させるべきである。国民統合の中心であらせられる天皇陛下を頂く国家が自国を「帝国」と呼称するのに何の躊躇が必要であろうか?普遍的な意味をもつ「帝国」と言う用語をわざわざ特殊的な用い方に限定することに無理があるなら、「帝国」の代わりに「皇国」でもよい。その上で、我々が、彼らが自称する「中国を「シナ」、英語名チャイナ(China)と呼び、彼らも我が国が自称する「大日本帝国」または「大日本皇国」を「日本」と呼称する。外交上はお互い両国の自称を用いる。それでお互い同等である。