2009年10月25日日曜日

安全管理、国家戦略においても(20091025)

 男はキッチンボーイをしていて(関連記事「サンディエゴからの電話(20090615)」)ちょっとしたことで指を皮むき器のとげの歯のところにひっかけてしまった。手を伸ばした時その皮むき器に指が当たってしまうようなところにそれをフックでひっかけて吊っていていつでもそれを取りやすいようにしていたのがいけなかった。傷は引っかき傷でたいしたことはなく、一時的に絆創膏を貼っておけばよいのであるが、問題はそのような「不安全」をこれまで見過ごしてきたことである。男の手は女房の手より大きいのでそれに当たってしまったのであるが、ともかく安全管理ができていないことを男は痛感した。
http://hibikorejitaku.blogspot.jp/2009/06/19xx-20-3-1-2-7-2-10-10-10-10.html

 一般に「管理」とは一定の管理基準を決めて、実行した結果がその基準範囲に収まるようにすることである。安全管理は危機管理の重要な柱である。ところが一般の家庭ではこの安全管理に対する意識は乏しいのが現実の状況であると男は思う。

 男は何にかにつけ将来起こり得る可能性のある危険あるいは不具合或いは矛盾を予測して、事前に対応措置を講じておくことが大変重要であると常々思っている。しかし、こと我が家の中のことについてその重要性を忘れがちであったと思い当たった。

 これからは我が家の中の安全管理手順(プロシージャー)を定めて、それを修正しながらそのプロシージャーに沿った安全管理を実行して行こうと思う。先ずは安全点検項目を列挙し、安全点検スケジュールを決め、我が家内の安全点検を実施して行こうと思う。そのために簡便な安全点検スケジュール表を作らなければならない。男のパソコンを使う仕事がまた増えた。しかしこれは全く苦にはならないことである。

 諺に「転ばぬ先の杖」というのがある。国でも地方自治体でも企業やその他の組織体でも、未来に起こり得る危険について常に予測し、その危険を回避し、または局限するように常日頃から心がけておくことが必要である。そのような心がけの良いところは、もし何か起きたときの損失を無くすことができ、または被害を少なくすることができる。報道を賑わすのは、そのような心がけが無いところである。こと安全には労力を惜しまず、金をかけることもおしまないようにしなければならない。

 国については軍や警察やコースとガードや消防などはある意味で安全装置である。大戦のトラウマを引きずる人たちは、ことが‘軍’についてはアレルギーが消えない。しかも悪いことに軍隊の経験がないから、ものの考え方に偏りがある。例えば米軍がなぜ沖縄に基地を置くことを重要視するかについて理解できない。ジョン・ルース駐日大使は、「沖縄の基地は戦略上重要である」とNHKとのインタビューで答えている。20日になって鳩山総理も普天間基地について日米で合意したことは重い」と基地の県外移転に否定的な見解を示した。

 男は彼らが日米対等を言うなら軍事に関する認識についても対等な見解を持つようにすべきであると考える。これはアメリカの言いなりになるということではなくて、軍事に関する認識を日米共有するということである。一方で、アメリカに対して強いものをもっていなければならない。戦闘機に関してステルス技術や全方位レーダー(フェイズドアレー)などの技術は、これ以上アメリカに開示しないですむようにしなければならない。

 男は新政権は国家戦略室に軍事専門の特別チームを置くようにすべきであると考える。政権奪還を目指す自民党はこのことを念頭において構想を練るべきである。

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