2009年10月10日土曜日

玄米1、発芽玄米1、白米1、水3.5のご飯(20091009)

わが家では昨日から玄米1、発芽玄米1、白米1、水3.5の割合で圧力釜で炊くご飯を試している。その前は白米2、発芽玄米1、水3.25の割合で試していた。いずれの場合も甘みがあって非常に美味い。良く噛んで食べなければならないのでご飯の量も少なくなり、噛むことによって脳への刺激が増え、発芽玄米に多く含まれていると言うGABAなどの栄養物質も多く摂取することができる。
男の家で急に玄米や発芽玄米に関心が深まったのは、最近電気釜を新しいものに取り換えたからである。もう20年近く使っていた電気釜の調子がおかしくなり、折角炊いたご飯がまだ暖かいうちにある種の臭いを発するようになったからである。そこで近くの電気製品量販店で象印の最新式の電気釜を購入した。男は製品の選択権を女房に持たせた。女房は各社の製品をいろいろ比較吟味し、結局ご飯がナノ分子の働きで一層美味しくなるというプラチナが使用されている最も高価なものを選んだ。これを買えばもうあの世に逝くまで使うことになるので奮発したのである。
女房は以前玄米ご飯が嫌いであった。過去に男が強引に要求して一、二度玄米ご飯にしたことがある。その時は圧力釜を使ったのであるが、なかなか美味しく炊けなかった。ところが今度の電気釜は非常に美味しく炊ける。その理由は高温と圧力にある。玄米だけなら左程でもないかもしれないが、発芽玄米を混ぜることによって甘みが増しとても美味しい。ご飯茶わんにすり切れ以下程度の少量のご飯を十分な量の野菜や魚介類などの料理と一緒に取れば栄養価も高く、カロリーも低く、生活習慣病の予防や治療に役立つ。
わが家がこのように玄米食になったのには一つの大きな理由がある。それは女房の高血圧である。上が150前後であるから中レベルの高血圧である。たまに180にもなることがある。特に先月に入ってから女房の血圧は高くなった。8月に91歳の独り暮らしの母が帯状疱疹で入院したため九州の田舎に帰ったが、9月初め横浜に戻って来て以来女房の血圧は高くなっていた。田舎に帰る以前は夜にスロージョギングなどして調子が良かったが、暫くそれも中止していた。いろいろなことが重なって血圧が上がっていたのである。
発芽玄米には高血圧への対処として有効な成分GABAが多く含まれているというので、男は近くのスーパーで発芽玄米を買ってきた。それはそのスーパーを経営する会社のオリジナル商品である。商品の袋には国産米が使用されていると明記されているので使ってみることにした。価格は白米に比べ高いが、新しい電気釜で炊いてみると意外に美味しかった。以来女房は玄米が好きになった。
インターネットで調べてみると、発芽玄米は玄米を約12日程度、摂氏32度前後の状態で水分を含ませ、1mmほどの芽が出た状態にしたものであるとのこと。市販のものは人工的に成長を止め保存性のために再乾燥等がされているので値段が高くなっているとのことである。家庭で発芽させる為の装置やその機能のある炊飯器も市販されているらしい。しかし自然乾燥の玄米は発芽するが市販の殆どの玄米は加熱乾燥されているので死んでいて発芽しない可能性があるとのこと。
男の家には女房の親せき筋からコシヒカリをよく送ってくれている。これは女房が親戚の叔父叔母たちになにかにつけ普段着る物やお菓子などを送っているのでそのお返しである。今度は人工乾燥しない玄米を少し送ってもらったらどうかと男は考えている。

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