2010年3月25日木曜日

ブッダ『感興のことば』を学ぶ(5) (20100325)

今の政治を見ていてふと思った。執着心の強いある人が、その執着心のためにある政党を創建し、その党勢を拡大させるが、やがて人々の信頼を失い、国を危険にさらす。国の為という大義を掲げ、実は自分のために行動をしている。人々は象徴天皇を敬愛しつつ、真に国のことを考えてくれる政党の出現を願っている。次の選挙でその意思を示すだろう。
朝起きて、そのようなことを考えながら次の詩を作った。題して『誠』

何か問題が起きたときは、原点に立ち戻り
考え直せばよい。
原点に立ち戻るには、執着を断てばよい。

執着を断つには、自分自身が無の気持ちになればよい。
無の気持ちになるには、誰を頼るのでもなく、
自分自身だけを頼りにすればよい。

自らを危険に近づけるのは、君子の道ではない。
自ら危険に近づくのは、それに執着があるためである。

自らに危険が迫れば、まずそれを避ければよい。
避けようとしないのは、執着があるからである。

どうしても危険を避けることが出来なければ、
死を覚悟で戦えばよい。
戦い仮令死すとも、その名は残る。

昨日、書店でNewtonの『知りたい! 遺伝のしくみ』と『細胞のすべて』という2冊の図書を買ってきた。結構値段がするものである。しかし、放送大学で「分子生物学」などを勉強するため参考にしたいと思ったので買った。
これを読んでいて遺伝の怖さが分かった。人の外見はもとより能力、性格、病気などは遺伝の影響がある。人の個性は遺伝子だけでは決まるのではなく、環境が密接に影響しているというが、それは、ある意味で‘安心’をしたいためであると思う。

24 悪い行いをした人々は地獄におもむき、善い行いをした人々は善いところ(=)に生まれるであろう。しかし他の人々はこの世で道を修して、汚れを去り、安らぎに入るであろう。

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