2010年3月13日土曜日

ブッダ「真理のことば」を学ぶ(50(20100313)

 花粉症なのか風邪なのかよく分からない。目がかゆかったり、鼻水が出たり、涙が出たりする。ときどきくしゃみもし、薄着していたのに気付き上着を着る。用心のためカネボウの葛根湯を飲む。ついでにビスケット23枚食べお湯をのむ。

 食卓の上にはいつも電気ポットにお湯がある。水は三菱の卓上用クリンスイで浄水したものを使う。これにはカウンターがついていて、毎回1リットルづつ浄水するのであるが、その都度カウンターのボタンを押す。すると初め180あった数字がボタンを押すたびに一づつ減る仕掛けになっている。これがゼロになったらフィルターを取り換えるのである。フィルターの値段はこの卓上型だと3千円あまりである。三菱に限らないが、ある製品を買うとその維持のため継続的にコストがかかる仕組みがある商品が結構多い。

 FREEの田中社長は若干33歳ながらフォーチュンでトップから3番目ぐらいのところにランクされた高額所得者である。このFREEは文字どおりタダのゲームである。しかしインターネット上でゲームの成績を競いあうメンバーが160万人も居るという。ゲームを競うため釣り道具とか着せ替えの衣類とかを23百円で買わなければならない。このように競いあう人たちがお金を払うから、タダでゲームができる仕組みである。しかしタダで楽しむだけではつまらないから、皆小銭を出す。これが初めタダになるの仕組みである。

 国会で桝添氏が日銀総裁や菅副総理兼財務担当大臣を追求していた。桝添氏の主張はデフレ克服のためもっと思い切った財政出動をすべきであるということである。デフレは中小企業の国際競争力の足を引っ張っている。とにかくモノ作りの中小企業が元気にならないと景気は上がらない。雇用も伸びない。FREEのようなゲーム関係事業者やユニクロのような衣料販売事業者だけが元気であっても、モノ作りの事業体が元気でないと日本の景気はよくならない。雇用が伸びなければ購買意欲も高まらず、景気は決してよくならない。

 鳩山総理は法人所得税が諸外国に比べ高すぎる発言した。子供手当は多くが貯蓄に回り経済効果の期待ができないという懸念が示されている。子供手当よりも保育園を増設すべきである。亀井金融担当大臣は、企業の役員の報酬額を公表すべきであると言い始めた。農家の個別保障制度で減反政策に従わず米を作ろうとする農家を規制しようとしている。なんだか自由経済の方向から国家社会主義の統制経済の方向にこの日本は向かっているように思える。果たしてこの国の活力が増すだろうか?

 日々是(死に)支度をするこのご隠居、自分はぶつぶつ独り言を言っておればよいと思い、後世それが役に立とうと立つまいとどうでもよいと思いつつ「現代の自然観と仏教(仮題)」について考え、一つの思想の元になるようなものを考えてみようとしている。まるでこのご隠居、ドンキホーテのように大真面目である。

333 老いた日に至るまで戒めをたもつことは楽しい。信仰が確立していることは楽しい。明らかな智慧を体得することは楽しい。もろもろの悪事をなさないことは楽しい。
訳注によれば、「信仰」とは「正しいことを信じること。」である。