2010年3月18日木曜日

ブッダ「真理のことば」を学ぶ(55(20100318)

放送大学から印刷教材と放送番組表などが送られてきた。印刷教材は先ず学ぶことにした『分子生物学』と『生物界の変遷』の2科目である。今回とった科目はテレビで放送されるものであるが、それらをテレビで予約録画するようにセットしておこうと思う。
早速勉強の準備をした。通信指導の設問の中に専門用語が沢山ある。それらをメモ用紙にメモしておく。専門用語を理解するため書物やインターネットから必要な情報を得ておき、それを頭にいれて教材を読むことにする。教材を読みながら文中の専門用語の部分にアンダーラインを引いて起き、後日専門用語を整理するノートを作る。これは1ページごと差し替えができる方式のノートとし、書き記した用語をアイウエオ順に並べ替える。
これまで長年このように頭脳をきりきり使うことを休んでいた。16年ぶりに放送大学に再入学し、学問をする。老いてますます頭脳が活発に働く。頭脳に必要な酸素と糖分を十分補給しながら、身体を動かし血のめぐりを良くしながら、限られた時間を如何に効率的に使うか考えながら勉強する。これは楽しい。
つまらぬことにあれこれ頭を悩ませることは馬鹿馬鹿しい。「つまらぬこと」は、「執着心」と密接な関係がある。執着心を捨てればつまらぬことに時間を費やすことはない。自然体で心の赴くまま善きことをすればよい。その「善きこと」の中には多少の執着があってもよいと思う。在家である以上、なにも戒律厳しい修行僧のような日々を送る必要はないと思う。しかしその辺の考え方は長年自分自身に問いかけながら会得するしかないだろうと思う。少なくとも自分自身は善人として自由自在でありたいと思う。
そういう態度で世間を見る。子ども手当と高校無償化の2法案は月内成立の運びとなった。議論された問題への対処は、問題意識を持ちながら先送りとし、先ずは法案を成立させることにエネルギーが注がれた。財源の措置については6月に税制をどうするかが決められ、その中で手当ての目途をたてようとしている。それも一つのやり方であろう。何事も矛盾を内包しないものはない。矛盾が何であるか既に分かっているので、矛盾に気づかず走り出すよりはまだ良い。しかし矛盾はいずれそれが無くなる(解決される)方向に向かう。
鳩山邦夫氏が新党を打ち立てるとして自民党を離れた。民主党への支持率が低下しているのに自民党への支持率が上がらないことに危機感を持ってご自分自身は坂本竜馬のような働きをして与謝野氏、桝添氏らを仲間に引き入れ誰かを代表に推して新党を作ろうというのである。鳩山邦夫氏は当面は孤独を強いられるだろう。先ずどのような新党にしようとしているのか、新党の名前は何か、理念は何かなど、その辺のところがはっきりと描かれていないと同調者は集まらないだろうと思う。うがった見方であるが彼が兄の総理を意識して行動を起こしたとすれば、それは執着心から起こしたものであるので不純である。
第二十六章「バラモン」(=煩悩を去り罪悪を為さぬ人。(訳注による))
397 すべての束縛を断ち切り、怖れることなく、執著を超越して、とらわれることの無い人、かれをわれは〈バラモン〉と呼ぶ。

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