2010年5月4日火曜日

ブッダ『感興のことば』を学ぶ(45) (20100504)

 コンピューターの配置を変えてみた。日中、特に午前中、窓からの光が画面に反射し、眼に負担がかかっていたのでサイドデスクの上にコンピューターを持ってきた。コンピューターの配置を変えるということはそれに伴い周辺機器や配線も含め変更が必要である。

 プリンターケーブルの長さが足りない。女房がいつも聴いて楽しんでいるオーディオ機器のCDの調子があまり良くない。しかしMDやテープの方は問題ない。良く使うプリンターのインクの切れかかかっている。そこで近所の家電量販店にこれらのものを買い求めに行く。

 女房はこれまで使っていた寝具を夏用に変えたためお天気良い間に入れ替え作業をしている。その手伝いを済ませてその量販店に行く。最近のオーディオ機器にはMDが付いていない。その代わりiPODをセットできるようになっている。わが家のオーディオ機器はCD以外は問題ないのでCDだけが聴けるウォークマンを買いAUXにつないで聴けるようにした。

 コンピューターの配置を変えたらこれまでたまにしか目を向けていなかった写真パネルに頻繁に目を向けるようになった。写真パネル(額)は大小六つのパネルを壁にランダムに、しかし調和がとれているように、前の白いクロスの壁に配置してある。それぞれに複数枚の大小の写真を配置している。正面のパネルには子供の頃弟と一緒に写っている写真や亡くなった母の写真のほか、想い出の写真がチョコレート色の壁紙を煙突付きの家やハートや楕円などの形を切り抜いた中にある。このコンピューターを使うたびに壁に飾ってある写真に目をやり、いろいろなことを思い出す。20年前は男も女房も若かった。孫たちも小さかった。しかし楽しかった良い思い出ばかりである。このことは有難く、幸せなことである。

 コンピューターは2台ある。両方ともノート型であるが、女房が使うものは旅行の時持ち歩くことができるより小型のものである。両方ともパフォーマンス優先にセットしてあるが、小さい方はインターネットとメールおよびWordとExcel以外に余分な機能は備えていないので動作が速い。OSはXPである。一方私が使うのはVistaで、メモリも十分でないので立ち上がりが遅い。しかし立ちあがってしまえば動作は速い。これにはいろいろなソフトウエアが搭載されている。過去にバックアップを取っていず苦い思いをしたので、ハードディスクも16GBの大容量USBメモリやMOなどで十分バックアップを取っている。

 女房もなんとか自分でコンピューターを操作し、インターネットを楽しむことができるようになった。年はとっても高度情報化社会の中で若い人たちに面倒や迷惑をかけなくても最期まで生き生きと暮らしてゆけるようにありたいと思っている。



ブッダ「感興のことば」第12章「道」を続ける。


8 「一切の事物は我(われ)ならざるものである。」(諸法非我)と明らかな智慧をもって観(み)るときに、ひとは苦しみから遠ざかり離れる。


11 これこそ道である。(真理)を見るはたらきを清めるためにはこのほかに他の道はない。この道を実践する人々は、瞑想を修して悪魔の束縛の絆(きずな)を捨て去るだろう。