2010年5月21日金曜日

ブッダ『感興のことば』を学ぶ(62) (20100521)

  田舎から電話あり、孫の結婚式に出席の依頼があった。ただ主席するだけではなく、一言祝福の辞を述べ、一曲吟じて欲しいと言う。7月末、男も女房も放送大学の単位認定試験を受ける時期に重なり、私の月2回の詩吟の会にも重なる。しかし、おめでたい行事への出席の依頼は最優先で受けなければならぬ。

 早速インターネットで航空券の手配をした。二人ともANAのマイレージ会員として登録している。行きのスーパー割引は何とか取れ、座席指定もできたが、帰りの飛行機はスーパー旅割より3600円も高い旅割運賃適用のもので、しかも希望する時間よりずっと早い出発時間の航空券しか取れなかった。それでも普通運賃よりはずっと安い。

 スーパー旅割の座席は旅行会社がリスクを負って大量に押さえているかもしれない。JTBなどの旅行会社で買っても値段は同じであるのでそこで買えば二人分7200円浮く。そこで近くの旅行会社の店に行ってみた。しかしその店では搭乗の2か月前となる日、今月25日からでないと発売できないという。インターネットで空席待ちなら予約できるので、一応希望する出発時間の航空機を予約しておいた。これも支払い期限が決められている。

 来月母の介護のために帰るがその次の7月にまた帰ることになった。7月に帰るときにまた母の介護を兼ねる。介護といってもいまのところ母(男の継母・女房の実母)の様子を見るほか母ができないことをするだけである。年寄りのことであるからいつ急に変化が起きるかわからない。そのときは田舎で長く暮らすことになるだろう。そのときの準備をしておかなければならぬ。

 結婚式で祝い詩を吟じるのでその練習をしておかなければならぬ。折角吟じるので列席の方々にも吟の内容が分かるように歌詞を印刷した小さな冊子を作って皆に配ろうと思う。

 ブログを整理し、カテゴリー別に区分けしてそれぞれにラベルをつけた。去年6月10日から始まったもの全部にラベルをつけ終えたわけではない。今後時間を見てはラベルがついていない記事に逐次ラベルを付けたりチェックして修正したりすることにする。

 ブログの記事にラベルをつけて同じカテゴリーにした部分を読み返したりしてみると自分自身のことを客観的に観ずることができる。漢字創作コンクールで智慧の‘智’の下の字を‘自’にして‘チ’と読ませ、その創作文字の意味を「自分自身のことを知る」としていたものがあって、それは最優秀賞を獲得していたが、まさしくその創作文字のとおり、ラベルをつけることで自分自身のことを一層よく知ることができる。孫子の兵法に「敵を知り己を知らば百戦危うからず」という言葉がある。「己を知る」ことはなかなか難しい。誰でも自分の深層心理は自分自身では絶対知ることは出来ない。専門家に催眠術をかけてもらったりして調査してもらわなければ分からないものである。しかしこのことを知らない人が多いと思う。ブッダ「感興のことば」第22章「学問」(続き)

5 眼のある人は燈火によって種々の色(いろ)のかたちを見るように、ひとは教えを聞いて、善悪のことがらを識別する。