2010年8月2日月曜日

日曜日 (20100802)


連日猛暑が続いている。岐阜、名古屋などは37度という。連日熱中症で倒れる人が多い。家の中にいても熱中症にやられている年寄りが多い。水分をこまめに取り、体温を上げ過ぎないようにしないといけない。

30年前に既にこと切れていたにもかかわらず生きていれば111歳になる老人の男性が家族が同居している一室で白骨化した状態で発見された。その老人は「生きたまま成仏するので絶対に部屋を開けるな」と厳命し、家族は逆らわずその命令に従い、30年間その部屋を開けなかったという。捜査員がその部屋に入ったときその部屋の中には埃が積もっていて、人が入った形跡はなかったという。

しかし30年間振り込まれ続けた年金(奥さんが教師をしていたらしく、その遺族年金)が相当額引き出されていたということで、家族は取り調べを受けている。

老人が息絶えた後、暫く死臭はしなかったのだろうか。世の中には奇妙な家族がいるものである。年金の不正受給者が結構多いらしい。その家族も意図的に年金の不正受給をしたのだろう。年金を引きだすことが出来るのは家族しかいないはずであるから・・。

中国やマレーシアなど6か国が領有権を主張する南沙諸島がある南シナ海で、中国はアメリカや東南アジア諸国連合(ASEAN)をけん制し、大規模な軍事演習を行った。平和ボケした日本人たちの気が付かないうちに、中国はあちこちで軍事力を誇示している。先般中国の艦隊は沖縄本島と宮古島の間を通過して日本の沖ノ鳥島近海で行動した。そればかりではなく警戒監視活動をしているわが駆逐艦(男は‘護衛艦’と言う呼称が気に入らない)にヘリコプターが急接近し上空からわが駆逐艦の写真を撮ったりしている。

その中国は北朝鮮にえらい気を使っている。7世紀初め頃唐が高句麗(今の北朝鮮から中国東北部の一帯)に気を使っていた状態と似ている。また7世紀の終り頃、大同江(今のピョンヤンの近くの川)以南の朝鮮半島を統一した新羅にも唐は気を使っていた状態とも似ている。唐は新羅と連合して百済を滅亡させ、さらに高句麗を滅ぼした。その時、倭(日本)は朝鮮半島における権益を守るためにも、また従来から親しい関係にある百済を援けるために出兵し、663年、白江村の戦いで大敗した。

唐は朝鮮半島を統一した新羅を攻めようとした。新羅は唐に対抗するため倭(日本)の協力を得ようとした。倭(日本)は東アジアの国際政治に介入することを避けた。唐は日本との交流(遣唐使派遣受け入れ)が白江村の戦後一時中断していたがその後復活させた。

平和ボケした日本人は、先の大戦で日本軍が中国や朝鮮半島に侵入したことが間違っていたと思いこまされ、自虐的になってしまっている。日本人がぼやっとしている間に、日本に不利な、危険な状況が作られつつある。この猛暑の日曜日(1日)に男は国を憂えている。

民主党は女性や高齢者や福祉サービスを受ける人たちや、半分以上は自己責任によりそのような状態に置かれている失業者たちの耳に快い言葉「国民の生活が第一」「元気な日本を復活させる」と宣伝するが、日本の安全保障や領土保全に無関心である。それでいいのか!

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