2010年8月28日土曜日

竹島と尖閣諸島(続き)(20100828)


公務員は‘公(おおやけ)’のため働き俸禄を得て暮らすものである。そのためには時に‘私’を犠牲にしなければならない。

昔から私利私欲にとりつかれた公務員はいた。しかし同じ公務員でも軍人には身を国の為捧げ、死んでいった人たちが非常に多かった。この人たちの魂は靖国神社に祀られている。

今、海外に出て危険な任務についている自衛官(‘軍人’)たちは、次のような宣誓をして国の為に勤めている人たちである。そのことを知らない政治家や国民は圧倒的に多い。



自衛官は、入隊時に以下のような文章の記された宣誓文を朗読、署名捺印をする事が義務付けられている。 いかなる理由でもこれを拒否した場合は、入隊することができない。

私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。


12月に自衛隊は米軍と協同して「離島奪回訓練」を行う。大分の日出生台演習場を主会場として日米共同訓練を行い、離島周辺でも訓練を行う。

ハワイ沖でミサイルの発射訓練をおこなったイージス艦が千葉沖で漁船と衝突し、二人の前途ある‘海軍将校’たちが罪に問われている。彼らはマスコミの‘反軍’的なキャンペーン報道のため不利な立場に置かれている。漁船員の不幸な死を心から悼み、自ら道義的責任はあるとしながらも漁船側の行動の非を訴えている。彼らに自衛官(‘軍人’)免職という‘切腹’の覚悟はできている。その家族は路頭に迷うことになるだろう。

男を含め60代、70代の年代の自虐的史観のため、わが日本国はどれほど損害を被ってきていることか!靖国神社に祀られている英霊たしも浮かばれない。戦後の平和を享受している時代のものの見方考え方によって父祖たちの時代のことを推し量り、父祖たちの行動を非難することは絶対間違っている。

勿論、個々のケースで不条理・悲惨なことは多々あった。戦争だからと片づけてしまってよいものではない。しかし、その個々のケースを全体化しようとすることは正しくない。個々の不条理・悲惨なケースは何処の国でもあり得ることである。ベトナム戦争をしたアメリカも同様である。それだけに焦点を当てれば国を危うくしてしまう。

自虐的史観にとりつかれている世代を支えている世代の人たちの考え方はもっと現実的である。ある意味ではしっかりしている。

男は彼らに期待し、彼らに、彼らが60代、70代の人たちから教えられなかったことを教えたいと思って行動している。

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