2010年12月10日金曜日

憂国 (20101210)


 FaceBookで何ができるか、又FaceBookは老人にとってどういうメリットがあるのか、いろいろやってみた。ある程度見とおしはついた。老人はFaceBookを通じて、老人が発信しているブログへのアクセスを増やしたいと思っている。

 老人はこれまでこのブログで世の中の出来事について自分の意見を公開してきた。それは自分が会社勤めもせず、ボランティア活動もせず、町内会や同窓会などにも顔を出さず、年金暮らしで何ら生産活動もしていず、半ば隠居同然、遁世同然の日々を送っているので、自分が世の中に何か有用な役割を果たし、子や孫たちに何か価値あるものを遺す術としてブログに記事を載せることが自分にとって最も良いことであると思うからである。

 自分の顔、自分のバックグラウンド、関心事などをオープンにした上で、時にはもしかして記事に名前を出す人、それは政治家や一部の有識者やマスコミなどであるが、それらの方々に対して失礼かもしれないこと、或いは時には誹謗中傷・名誉棄損だと取られかねないこと、中国やロシア、時にはアメリカなどを批判する記事を書いて、ブログを読んでくれているある友人から老人の身を案じて電話がかかってきたこともあった。

 今日も良いお天気、老人は毎日軽いウォーキングをしている。先日あるリサイクルの店でひょっこり旧知の先輩にあった。‘先輩’と言うのは老人があるボランティア団体に所属していたとき知り合ったお方で、老人よりずっと年配の方である。そのお方は昨年大腸がんの手術を受け、この夏腸炎を患い体力が落ちたから、その回復のため毎日ウォーキングしていると言う。「80歳を超えるということは容易なことではないということが分かりましたよ」とその方はおっしゃった。老人はわが身のことを思い、心中「そうなんだろうなあ」と思ったものである。自分も後4、5年もしたら何か健康上の問題を持つかもしれぬ。

 ウォーキングを兼ねて行きつけの理髪店に行った。店主は老人の息子ぐらいの年代である。頭髪を刈ってもらいながらいろいろ巷の話を聞いた。巷では永田町の人間(政治家)とは違う感覚を持っていると思った。このところのロシアや中国や北朝鮮の動きに関連して「日本も核兵器を保有すべきであるという考え方も出てきていますね」と彼は言う。

 このところ領土問題で日本はやられっ放しである。菅政権は社民党に引きずられて鳩山前首相のように再びアメリカとの関係をぎくしゃくさせるようなことをしている。社民党に点数を稼がせてわが国を再び迷路に導いてしまうようなことをしている。老人は自分が書いたこのブログの「憂国」というラベルの記事を読み返してみた。自分が書いて公表したことを自分で言うのは気が引けるが、民主党政権になって以降‘憂国の情’激しく、憤りを感じながら記事を書いて公開している。自民党も頼りないということを書いた。

 鳩山氏は退任に際し「私のしたことは後世に評価されるだろう」という趣旨のことを言った。誰が評価するものか!彼はこの日本をめちゃめちゃにしただけである。ああいう男に国が将来叙勲で報いる必要は全くない!菅氏も所詮は市民活動出身者、器が小さい!彼があのような女性党首に振り回されるのは、彼にしっかりした志がないからである。

 政治家がだらしなくても自衛隊(老人は‘日本国防軍’と言う)は、国の背骨である。背骨がしっかりしている限り、何とかこの国は守られるだろう。

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