2010年12月25日土曜日

国の為、内閣を改造せよ(20101225)


  ロシア大統領や副首相が日本の固有の領土である北方領土を公式訪問したことについて、駐ロシア大使が更迭されることになった。当然のことである。もう一つ、ロシアがそのような行動に出る前に鳩山前首相はロシアを訪問していた。彼はいったい何をしにロシアを訪問していたのか!

  インターネット番組で、小沢氏が先月横浜市で開かれていたAPEC(アジア太平洋経済協力会議で來日中であった中国の胡錦濤国家主席の招きに応じて胡主席と会ったということが明らかにされた。小沢氏は「(中国は)変わらないとだめになる」と中国政府の統治方法に限界があると伝えたという。日中関係がこれほど悪化した原因を作り、これからも作り続けることであろう中国側と小沢氏側の思惑が一致し、インターネットでアッピールしようと試みたのだろう。馬鹿げた情報である。

    鳩山氏と小沢氏は、この日本のために何か良いことをしただろうか?無私の真心で、この国の為に身を捧げてきたのだろうか?ただ、私利私欲のために政治を行ってきただけではないのか?それにくらべ、大平元首相は大変立派な方だった。彼はこの国の為に最後の最期まで働き、自分の後継者に最もふさわしい人物は権力闘争の相手であった福田氏(元首相)であると語り、選挙運動中に逝った。

    最近、菅首相も立派な首相になりつつある。最近の首相の言動には強い「志」が感じられる。己の身を国の為に捧げ、己の命を国の為に捧げる滅私奉公の気持ちで必死に政治を行えば、必ずその先に明かりが見えてくる筈である。

    尖閣ビデオ流出事件の一色正春元海上保安官は国の為「切腹」した。関係者の仙谷官房長官や馬淵国土交通大臣も「切腹」しなければならないだろう。警視庁のテロ情報流出事件について見識があまりにもお粗末だった岡崎国家公安委員長も、女性だから「流罪」である。彼女は熱心な「元反日活動家」という国家公安委員長に相応しからぬ過去がある。

  国家としての中国は日本にとって最も不愉快な相手である。中国首脳は口で「他国に脅威を与えない」と言いながら「尖閣(魚釣島)は中国の領土である」と言う。以下、『歴史通11月号20101』(ワック出版)に前衆議院議員西村眞梧氏が寄稿している記事を引用。)

① 中国共産党は2007年に『琉球復国運動基本綱領』というものをつくり、その中に「琉球人民は日本の琉球群島に対する植民地統治を認めない」などと書いている。

② さらに『琉球臨時憲法』というものまで掲げ、その第四条に「琉球共和国は、奄美州、沖縄州、八重山州の三つの主要な州からなる」とある。

    中国は他国に脅威を与えないと言いながら、

① 1973年にアメリカがベトナムから撤退すると、その翌年、中国は突然ベトナム軍を排除して西沙諸島、つまりベトナム沖の南シナ海の島を占領した。

② 中国では、これを「自衛反撃作戦」と呼んでいる。

③ 1992年、フィリッピンのスーピック海軍基地、クラーク空軍基地からアメリカ軍が撤退することになったら中国は「領海法」なるものを制定して、南沙(スプラトリー)諸島は中国の領土だと主張して、米軍が撤退して脆弱になった南シナ海に侵攻を始めた。

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