2011年1月14日金曜日

内視鏡検査(20110114)

  男は今日(13)2年ぶりに大腸と胃の内視鏡検査を受けた。横行結腸にまたポリープが見つかり切除してもらった。最初に横行結腸にポリープが見つかったのは2005年の4月である。それはその年の8月に安孫子にある東葛辻仲病院に1泊入院して切除してもらっていた。そのときのポリープの大きさは5mmで横行結腸の終わりに近い方に出来ていた。2年後の20078月、再びその病院で検査を受けたらまたポリープが見つかり、すぐ切除してもらった。ポリープの大きさは2mmで、今度は横行結腸の始まりに近い部位に出来ていた。2年後の200912月、またその病院で検査を受けたら、その時は横行結腸の終わりに近い部位に4mmのポリープが出来ていたのでまた切除してもらった。そして今回は同病院の系列の辻仲柏クリニックで検査を受けたら、今度は横行結構が始まる部位のすぐ近くに3mmのポリープが出来ていた。先生はポリープはがん化するおそれがあるので切除した方が良いと言うので、その場で切除してもらった。

胃の方は検査の都度、慢性胃炎があるということ所見であった。今回は大腸同様、食道、胃の方も内視鏡の映像を見せてもらいながらその状況を見せてもらうことができた。これまではモニターが一つしかなかったため、食道・胃の検査の様子は見せてもらうことができなかったが、今回はモニターが左右にあり、医師も患者も映像を見ることができた。

慢性胃炎は胃粘膜の収縮で判る。2009年の検査のとき、びらん性胃炎とういう所見で念のため胃壁の一部を摘み取って病理検査をしてもらったが異常はなかった。今回は収縮だけでびらんは無かったようである。

男はこれまでの内視鏡検査結果の説明書を頂いている。説明書には撮影した写真も挿入されている。患者は自分の大腸や胃の状態をその写真を見て知ることができる。胃カメラでは食道についても異常の有無を知ることができる。

高齢になると食道、胃、腸、大動脈などに異常が生じ易くなる。人間も生物として精巧な機械である。機械は定期的に検査をしてその状況を把握し、何か不具合が見つかれば適切に修理しなければならない。胃と大腸の内視鏡検査、超音波検査による大動脈瘤の発生の有無の確認、血液や尿による循環器系の検査など患者も若干の医学的知識をもっていて自分の身体の状況を定期的に把握することが重要である。男は先月定期健康診断時に血管の状態についても検査を受けた。結果は血管の詰まりは無かったが血管が堅くなっていて88歳の年齢相当であるという所見であった。これは生活習慣を改めればすぐ若返るはずである。2年前年齢相応だったものが急に88歳に老けてしまうということはないと思う。

男の横行結腸にはポリープが出来やすいようである。食事の内容や食事の仕方などに気をつけなければならないと思う。このところ腸内ガスが発生しやく、熟睡時間に持続に問題が起きるようになっている。これは腸内細菌の劣化によるものだろう。NHKの「ためしてがってん」という番組で静岡県の掛川茶がビフィズ菌を増やし免疫を高める効果があり、掛川茶と同じものは自宅でも簡単に作れることが紹介されていた。ポリープ切除の傷が治ったら、早速その茶を作ってよく飲むようにしようと思う。作り方は至極簡単で、茶をすりつぶし、熱湯を注ぐだけである。そうると掛川深蒸し茶のような美味い茶が出来る。