2011年8月24日水曜日

日中・日韓在留人口に思う(20110824)

 今、日本には70万人近くの中国・台湾籍の人が住んでいる。これに対して広大で人口が13億人もいる中国に住んでいる日本人は僅か13万人弱である。一方、日本に住む韓国・北朝鮮人は特別永住者として約53万人、一般永住者として約25千人居る。これに対して、韓国に住む日本人は3万人弱である。なお、日本に帰化した韓国・北朝鮮人は約32万人である。そのうち国会議員になっている人は90人ほどいると云う事である。日本に帰化した方々の国会議員の数が日本の人口比に対して、この90人という数字は異常に多いと思う。この数字の中には、調べてみないと分からないが、戦前日本国籍であった人たちの子孫も多いのではないかと思う。それにしてもこの数字は何だ、と首を傾げざるを得ない。

 運輸交通・情報通信の著しい発達により世界が狭くなり、今後、この日本にはいろいろな人種の帰化人が増えて行くだろう。万が一のことであるが、もし北朝鮮が崩壊したり、今の中国の‘王朝’である‘中国共産党王朝’が滅亡した場合、この日本に何十万人、何百万人という人たちが押し寄せてくるかもしれない。その時は日本が日本でなくなる時である。日本人が日本のアイデンティティを大事にしないととんでもないことが起きるだろう。

 私はこれまで日本人の特殊なDNAと精神文化などについて、前者を「体内遺伝子」、後者を「体外遺伝子」として、子子孫孫の末代まで日本が「東方の光」であり続ける道を探ってきた。辿り着いた結論は、日本人は「体外遺伝子」を非常に大切に思わなければならないということである。

 日本に帰化した人々は、もしこの日本で「体外遺伝子」が強ければその影響を受けて、数代の後には「純日本人」になるだろう。古代に日本に帰化した人々はみなそうなった。桓武天皇のご生母も帰化人の子孫であった。

 菅首相は国会で「日本国旗は良いが、国歌は別のものに変えた方がよい」と断言した。私は、菅氏が「国歌・君が代」の「君」を天皇のことであると思い込んでいるのではないかと思う。古来、天皇は「大君(おおきみ)」と呼ばれてきた。「君」は「あなた」であり「私」である。「君が代」は、平安時代の『古今和歌集』に収められた「読人知らず」の和歌に始まるものである。「君」は決して「象徴天皇」ではない。

 私は、「体外遺伝子」を修復・補強するため、次のことを国として法制化すべきだと思う。

中学生・高校生に対し次の項目の学習を義務付ける。

ア 教育勅語

イ 終戦詔勅

ウ 日本の古代史・近現代史

如何なるイベントの場面でも「国旗掲揚」と「国歌斉唱」を義務付ける。

靖国神社を国の管轄下に置き、国家として国の為命を捧げた方々の御霊を祀る。

韓国・北朝鮮人は日本への帰化を「同化」と反発するらしい。「同化」は当然のことである。日本が日本であるためには、日本国内に軋轢が生じるような種を蒔いてはならぬ。

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