2012年1月31日火曜日


石原新党に望む (20120131)

 石原慎太郎東京都知事・亀井静香国民新党代表・平沼赳夫たちあがれ日本代表の三人が新党立ち上げに動いた。これに対する国民の反応は様々である。この新党だけでは批判的な数が、この新党を歓迎する人たちよりも多いようである。これに橋下徹大阪市長・大阪維新の会代表が加わることについては国民の反応は様々のようである。

 男は、石原氏が国民の反応を考えながら行動する人ではないと思っておる。彼は信念の人であり、この日本を変えるために男は若い人たちは年寄りが凝り固まった観念を持っていると思い込んでいて、気分的に「若さ」に新鮮さを求めていると思う。

一般大衆は、石原氏ら三人は橋下氏が独走・暴走しないように石原氏ら年寄りが橋下氏を下からしっかり支えてくれるならば歓迎だと思っているだろう。一方橋下氏は自分たちが年寄り三人組に呑み込まれてしまうことを恐れているだろう。

男は石原氏らは消費税とか社会福祉とか郵政改革とか内政的なことで三人それぞれの考え方を集約し新党の政策に掲げるような馬鹿なことはしないと思う。いやそのように願っておる。何故ならばもしそんなことをするようであれば石原新党は従来立ち上がっては消えていったいろいろな新党と何等変わるところはないからである。

男は橋下氏の大阪都構想推進は日本の行政単位を変えるトリガーとして位置付ければよいと思っておる。この狭い日本に「都」は東京都だけで十分である。「都」は日本の行政中枢がある都市をして位置付ける。大阪は「準都」という名称とし、もし「都」が戦争や災害でその機能を失ったとき大阪「準都」がその代替の機能を発揮できるように平時からその準備をすすめておく。一方名古屋・福岡・仙台・札幌の各市は「特別市」という名称にし、平常時・非常時問わず運輸・通信・国防の支中枢としての機能を整備すべきであると思っておる。

男は自分のような一市井の老人のいうことなどは多くの人々に相手にされないことは分かっているが、石原氏らが次の理念を掲げて新党を立ち上げるならば嬉しいと思う。

    男子皇統の堅持
    憲法改正(国防軍の創建、集団的自衛権の容認、教育勅語の復活)
    わが領海・領土・領空・排他的経済水域の防衛体制強化
    外国人参政権反対
    夫婦別称反対
    人権侵害救済機関設置法案反対
    国家危機管理として大阪準都及び名古屋・福岡・仙台・札幌各特別市構想
    竹島不法占拠・従軍看護婦問題などに関する韓国の対日プロパガンダに対応
    電気事業の競争体制整備(発電・送電分離、無公害自然エネルギー積極推進)
    従来各政党が掲げた内政事項のうち大衆人気取り以外の政策を取捨選択推進