2012年7月25日水曜日


シナ(中国)という国(20120725)

 古来、日本は島国であり、シナ(中国)と国境を接していないのでシナ(中国)から攻め込まれて領土を奪われるというようなことはなかった。元寇のことは日本国内では良く知られているが、シナ(中国)国内では学校で教えられることはないそうである。しかし元寇のときは、北九州がシナ(中国)に危うく占領されるところであった。

 シナ(中国)にはチベット自治区、新疆ウイグル自治区及び内モンゴル自治区があるが、現在それらの自治区は武力弾圧と人口構成を漢族主流とする方針により、徐々に様変わりしつつあり、そう遠くない将来、それら自治区は旧満州のようになってしまうだろう。

 旧満州は女真族が皇帝だった清王朝時代、女真族の満州を守るため其処はシナ(中国)の地方を区分しているような省は置かず将軍が置かれ、満洲に漢族を流入させないようにしていた。満洲は日本統治下では日本による庇護のもと満洲国として独立し、清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀が満洲国皇帝として建てられた国であった。しかし日本が大東亜解放戦争に敗けた後、一時ソ連(ロシア)の領土になり、後に漢族主体の共産党のシナ(中国)に返還され、多数の漢族がその地に流入し、現在はシナ(中国)の東北地方ということになっている。かくして満州族(女真族)の国家もシナ(中国)の領土の一部となってしまっている。

 シナ(中国)は、南沙諸島を自国の領土とすべく、その諸島の首相を指名した。恐らくすでにその諸島の憲法なるものを定めている筈である。シナ(中国)は尖閣諸島を1968年以降自国領土であると明確に主張しているが、その元となる臨時憲法を定めており、それには第一列島線内の奄美・沖縄・八重山について、占領後は奄美州・沖縄州・八重山州とし、言語・文化はそのまま尊重すると書いてある。但し、中国語は公式言語であるとしている。シナ(中国)は手始めにまずは尖閣諸島を占領し、次に沖縄・八重山を手に入れ、奄美を狙う算段であろう。

日本には既に朝鮮半島出身者以上の人数のシナ(中国)人が居住している。その数は1996年に10万人以下であったものが現在70万人近くまで膨張している。日本固有の領土が、いつのまにか満洲帝国がシナ(中国)の東北地方となったようなことにならないように、内モンゴル自治区のようになっていつの間にか漢族中心の土地になってしまわないようにしっかりと防衛しなければならないが、日本国民の意識がシナ(中国)に対してあまりにも警戒心乏しく、長期戦略もない。米軍が沖縄にオスプレイを配備する意義について目を背け、そのくせ憲法を改正し、国防軍を創建し、その軍備を強化しようとすることに対しては積極的ではない。これは国家観が乏しい政治家・官僚・マスコミのせいである。