2012年12月2日日曜日


日韓関係の改善のために(104)「日露戦争へ至る道(続き)」(20121202)

 日露戦争前哨戦というものがあった。
 これについては、2011625日土曜日『日露戦争前哨戦(20110625)
2011721日木曜日『日露戦争前哨戦(20110721)26日から「補記」で継続)』
及び2011726日火曜日『日露戦争前哨戦(補記) (20110726)
201183日水曜日『日露戦争前哨戦(補記) (20110803)
に書いてある。このブログ上のラベルは「日露戦争前哨戦」で出てくる。
明治時代、ロシアとの間でこのような戦いがあった。今に生きる世代の人々は、父祖たちがこの日本国の独立と平和のため正に血のにじむような努力をしたのである。そのことを良く知り、日本は韓国・北朝鮮・シナ(中国)・ロシアとどう対峙してゆかなければならないか、考えるべきである。

ロシアの手中に落ちた朝鮮で独立協会と言う勢力が芽生えた。独立協会は自主独立の保持と近代的な自由民権思想を紹介する『独立新聞』を発行するようになった。この新聞はハングルと英文混淆の隔月刊誌であった。新聞にハングルの‘仮名’を付すことは、初め福沢諭吉が指導して始まったことであった。(関連:2012112日金曜日『日韓関係の改善のために(74)「福沢諭吉の影響(続)」(20121102)』)

今の韓国民はこの事実を知らないであろう。韓国民が自国の歴史を正しく知るようになった時、初めて日韓の間は改善されると思う。また、韓国民が政府によって誤った歴史を植え込まれることは、韓国民自身の不幸であると思う。何故なら、日本国民が日本の近代史や戦後史を学ぶにつれ、次第に韓国民の歴史認識との差がますます広がり、また、韓国が日本の「竹島」を不法占拠し、それを正当化しようと国際社会に積極的に宣伝活動を行っていることに対し怒りを感じているからである。竹島のことだけではなく、いわゆる‘従軍慰安婦問題’についてもそうであり、「日本海」を「東海」と呼称し宣伝していることや、剣道・茶道・華道など日本古来の文化・伝統までも「韓国に起源がある」と宣伝していることについても同様である。このような事実に対して日本国民は「怒り」だけではなく韓国人に対する「嫌悪感」も抱いているからである。これは日韓両国民にとって不幸なことである。(続く)