日韓関係の改善のために（１１９）「日本国内の左翼反日活動」(20121217)
ある筋からの情報によれば、オスプレイの撤去とアメリカ兵による凶悪事件を糾弾するという目的で、東京にある「安保破棄中央実行委員会」という組織から全国の加盟団体あて呼びかけが行われたという。この組織は、今月23日に、沖縄の宜野湾海浜公園で集会と普天間基地へのデモ行進を計画しているそうである。
ＮＨＫや民放各社は、去る11月18日に全国海づくり大会式典にご臨席あそばされた天皇・皇后両陛下を歓迎する提灯行列や、両陛下が宿泊先のホテルの窓からそれぞれ提灯をかざされてお応えになられたご様子を一切報道しなかったが、今度の行われるデモの様子は報道するのだろうか？沖縄がシナ（中国）により侵略されようとしているとき、シナ（中国）に尻尾を振って喜ぶような連中に対して、テレビ・新聞各報道機関がどういう態度を示すか関心があるところである。
安保破棄中央実行委員会から、呼びかけが行われたという団体は以下のとおりであるということである。
＜安保破棄中央実行委員会 加盟団体（名称のみ抜粋）＞
全労連 / 国公労連 / 全教 / 建交労 / 出版労連 / 全損保 / 自治労連 / 日本医労連 / 全労働 / 全経済 / 全港建 / 全国福祉保育労 / 全印総連 / 民放労連 / 検数労連 / 全基労 / 通信労 / 新聞労連 / 生協労連 / 全気象 / 自交総連 / 全国税 / 日本共産党 / 新婦人 /
民青同盟 / 全商連 / 日本平和委員会 / 日本原水協 / 自由法曹団 / 全生連 / 全日本民医連 / 婦民クラブ（再建） / 日中友好協会 / 日本ﾕｰﾗｼｱ協会 / 日本ﾍﾞﾄﾅﾑ協会 / 日本AALA連帯 / 全国地域人権連 / 国民救援会 / 全借連 / 民主文学会 / 治維法国賠同盟 / 農民連 / 労働者教育協会 / 日本のうたごえ全国協 / 全学連 / 日朝協会
＜安保破棄中央実行委員会 都道府県実行委員会（名称のみ抜粋）＞
北海道 / 青森 / 秋田 / 岩手形 / 宮城 / 福島 / 栃木 / 群馬 / 茨城 / 千葉 / 埼玉 / 東京 / 神奈川 / 山梨 / 新潟 / 長野 / 富山 / 石川 / 福井 / 岐阜 / 静岡 / 愛知 / 三重 / 滋賀 / 京都 / 大阪 / 奈良 / 和歌山 / 兵庫 / 鳥取 / 島根 / 岡山 / 広島 / 山口 / 岩国市 / 香川 / 徳島 / 愛媛 / 高知 / 福岡 / 佐賀 / 長崎 / 熊本 / 大分 / 宮崎 / 鹿児島 / 沖縄
これは、韓国併合後の韓国内の反日団体の活動と対比して考えることができる。当時、韓国内には排日・反日運動をした人々が多数いた。いろいろあったが韓国は日本の保護下・併合下で、結果的には今日韓国として在るような自主独立の基礎体力を身につけることができた。創氏改名は強制ではなかった。陸軍士官学校には朝鮮名のまま入学した人が少なからず居た。彼らは陸軍士官になり、中には将官にまで昇進した人たちもいた。帝国議会貴族院には一定の割合で朝鮮や台湾の勅撰議員がいた。今の日本もシナ（中国）や北朝鮮の核兵器に対抗するアメリカ軍の核兵器により守られている。軍事的にはアメリカとは未だ対等と言う状態ではない。日本が核ミサイルを保有し、シナ（中国）や北朝鮮に対して睨みを利かせていて、アメリカとの間の双務的な集団的自衛権を行使できるならば、沖縄にはシナ（中国）の侵略に対処するため日本の軍隊が駐屯し、アメリカ軍の基地は大幅に縮小させることが可能であると思う。
13日、シナ（中国）の海洋監視局所属の航空機が尖閣で領空侵犯をしたが、日本は早期警戒機等で今後はそのような行為はさせない構えである。シナ（中国）は「紛争問題」の惹起を意図している。「紛争問題」から「外交問題」へと道筋をつけようとしている。日本は従来「領土問題は存在しない」という立場を貫いているが、日本共産党は「外交問題がある」と主張している。日本共産党は一方で「尖閣諸島は明らかに日本固有の領土である」と言っている。日本共産党は深慮遠謀なのか？シナ（中国）は共産党綱領に明確に書いて、沖縄・奄美・八重山の占領を明確に意図している。尖閣の領有はその第一歩と考えている。日本の防衛体制は今のままでは大いに問題があることは確かである。
関連：①2010年10月4日月曜日『母・ともゑ (20101004)』
②2010年10月5日火曜日『母・ともゑ (20101005)
③2012年9月7日金曜日『日韓関係の改善のために（１８）「韓国は変わることができるか？」(20120907)』
④2012年11月30日金曜日『日韓関係の改善のために（１０２）「天皇皇后両陛下の沖縄ご訪問」(20121130)』
⑤2012年8月3日金曜日『沖縄・尖閣・八重山各列島の防衛(20120803)
